山小屋だより

街歩きや山歩きで出会った花や風景を紹介しています。
ぜひ、ご一緒に歩きましょう。

福島・霊山(その5)

2016-05-13 05:00:00 | 福島の山

次に向かったのが新地町でした。
ここは「みちのく潮風トレイル」の終点でもあり、出発点にもなっています。
青森県八戸市の蕪島から太平洋の海岸に沿って歩く総延長700キロの
ロングトレイルが整備されています。



こんな説明文がありました。




これがチェーンソウアートです。
根っこはそのままにしてあるので、持ち運びはできません。




いろんなアートが並んでいました。



これも枯れたヒマラヤ杉です。
黒くなっている部分はオイルが沁み込んだ跡だそうです。



新地町の役場に入ります。



壁がない広々とした役場です。



4階の屋上にでて津波のようすを聞きました。
正面奥は電車の駅舎を造っているそうです。



このあたり一帯が津波に襲われたそうです。
道路もまだ建設中でした。



屋上で説明を聞いている我々です。
役場の新人でしょうか?
2人の女性が熱心にメモをとっていました。



左奥に田んぼがみえますが、まだ土の下に何が埋まっているのか
わからないので田植えはできないそうです。



震災当時の写真がありました。
電車も津波で引っくり返ったようです。




さて、この日の宿に着きました。



奥に見える山が鹿狼山(かろうさん)です。
今回はあの山にも登ります。




宿の部屋から海が見えます。
高い煙突は火力発電所です。



海が静かです。
この海から津波が押し寄せたとは信じ難いです。



夕食まで時間があったので、部屋で仲間と小宴会でした。
隣の部屋にいた「らんぼうさん」も一緒に参加して山の話で盛り上がりました。
この「生酒」は期間限定でしたが、なかなか美味しかったです。




夕食です。
山の中の一軒宿でしたが、料理もなかなかよかったです。
のんびりと温泉に浸かって翌日の登山に備えました。