八幡在来種ネギは、柔らかさが好評でしたが、作りすぎ、大分売れ残ってしまった。
よく見てみると、葉の色、坊主の出る時期に差があり、バラつきが大きい。
このうち、葉の色については、13年4月4日の当ブログで紹介した。
ネギは、坊主が出ると硬くなる。ゆえに、春先、なるべく遅く坊主が出るネギがいい。
今回は、売れ残ったネギから、遅く坊主が出た株を選抜し、葉の2/3を切って移植した。
しかし、品種改良はむつかしい。
柔らかい形質と、良食味の形質が、連動しているとは限らない。
一生懸命柔らかい形質を選抜していった結果、良食味の形質が、分散して失われる危険性もあるからである。