定年楽農

第二の人生を農で楽しもう

私の選挙で選ぶ基準

2012-11-25 21:15:56 | ひとりごと
メディアでは、「政党が多すぎて、どこを選んで良いか迷う。」との発言を耳にします。
しかし、選挙後の政策実行の面から考えると、小政党で政策を実現することは不可能です。したがって、ある程度大きな政党でないと、1票は死票となってしまいます。
また、「各党の政策を聞いて」という発言もありますが、ほとんどの政党は、将来的には、消費税率を上げざるを得ないし、処理技術が開発されない限りは原発はゼロを目指すし、TPPは国益を最優先に考えるということであり、異なるとすれば、その実施時期だけです。実施時期は、技術革新、世界の経済情勢などによって大きく影響されます。
めまぐるしく動く世界情勢の中で、それらを見通すことは、ほとんど不可能に近い。その不確実性の時期についての議論は無意味と思います。
では、何で選ぶか?
私は、党の綱領とこれまでにやってきた実績で判断したいと思います。
民主党は、まだ綱領がありません。マニフェストはありましたが、数値目標があまりにも細かすぎて、今の社会変動について行けません。(過大な数値もあったが)ただ、マニフェストから勝手に連想し、綱領とした場合の方向性は理解します。
しかし、与党としての実績は、新米であったことを考慮しても、がっかりです。
また、世襲制の批判は、いただけません。もっと党の目指すべき方向などの重要な話を聞きたい。
自民党は、綱領があり、内容は理解できますが、与党時代の実績には不満です。
候補者が前回の落選組が多いのも気になり、行動は与党叩きに終始いている感じで、ほんとに変わったのか疑問です。
日本維新の会は、綱領にあたるものとして「維新八策」があり、内容は理解できる部分もありますが、国政の場において、トップのリーダーシップだけで、どこまで実効性があがるか大いに疑問です。
今後、選挙までに、各党がどの程度修正してくるか、興味深々です。
候補者も、それを伝えるメディアも、他党の批判や、政党の烏合離散、政策の○×的な決めつけなどばかりでなく、政党の向かう方向としての綱領を多く伝えて欲しい。
コメント
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