定年楽農

第二の人生を農で楽しもう

カテゴリー「プチ農業」への変更

2023-08-23 08:39:02 | 経営

20年前、サラリーマンの退職を機に実家に戻り「都市近郊における露地野菜経営の確立」を目指しましたが、生まれながらの大雑把で几帳面のなさからか、市場に出荷するほどの品質は確保できず、そうこうしているうちに、よる年波にも勝てず、2022年に規模縮小し、自家消費で余った野菜を庭先で無人販売しています。

2006年からgooブログにお世話になっていますが、カテゴリーを「家庭菜園」に変更しようと思い、カテゴリーを探したが見つからず、「プチ農業」が見つかりました。

「プチ農業」の定義はよくわかりませんが、「プチ」とは、「実用日本語表現辞典」によると、「petite」とはフランス語語源を持つ英語の形容詞で、主に女性子供指し、その身体小さく華奢であることを表現する。特に、ファッション業界では身長が5フィート4インチ(約162.56cm)以下の女性を指す専門用語として使われる。」とある。

その文脈からすると、「プチ農業」とは、「家庭菜園」の自家消費にとどまらず、もう少し農業に近く、専業農業未満の感じに受け取っています。まさに今の営農にぴったりの感じです。

 

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ホウレンソウ 旬鮮の栽培ノート 

2023-08-22 22:06:32 | ホウレンソウ

品種:治郎丸ホウレンソウ

愛知県の伝統野菜。稲沢市治郎丸という地域でできた品種といわれている。

葉が細長く切れ込みのあるものでどちらかというと葉よりも軸をおいしくいただく。

圃場の準備

  • ㏗3~7.0が理想。
  • 生育を抑えるのは土壌の湿りすぎ。水はけの悪い圃場では、高畝とする。

播種

  • 1畝、株間5cm。
  • 10月中旬以降の播種が望ましい。発芽適温は、15℃~20℃。
  • 「温度よりも土壌水分に大きく影響されるため、覆土は1cm程度と深くし、鎮圧する。」ことが重要です。
  • 「地温が高く乾燥している場合は2cm、軽い火山灰土では厚めにするが3cmが限度」(「新野菜つくりの実際」(農文協)との報告もある。)
  • 段々と発芽するため、最初はちょっと疎らかなと思える程度の播種。

播種後の管理

気温が5℃を下回ると伸長が停止する。
一方で、寒さに耐えるために葉の水分を減らし、糖を増加させるため、甘みが増し、ビタミンC、ビタミンE、β―カロテンのいずれも増加する。さらに、硝酸が減り、いいことずくめです。

病気

雨続きで、ベト病に罹かりやすい。
病徴は、はじめ葉の表面から見て淡黄色、ぼんやりした病斑が現れる。 やがて斑紋の色が濃くなり葉の裏は病斑部が灰紫色にやや盛り上がり、末期には紫色になって壊死する。
前年秋のうちに少しでも発病すると、越冬後病斑部に多量の胞子を作り、これが飛んで春先の発生源になる。特に過繁茂になり、多湿状態のときに発生する

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ニンジン 旬鮮の栽培ノート 

2023-08-22 09:28:04 | ニンジン

品種

碧南鮮紅五寸人参

愛知県の伝統野菜。碧南市で大正時代から栽培されていたと言われ、現在では、JAあいち中央より、「へきなん美人」として出荷されている。

全国の産地のニンジンは、T社の某F1種に独占されているそうです。

しかし、時期と土地を選べば、碧南鮮紅五寸人参は、それに匹敵する品種だそうです。何より根の芯の部分まで濃紅色なのが特徴。これには某F1品種もかなわないとのこと。

播種準備

① 土壌PHは5~6.5。

② 作土は石、土壌の塊、肥料もかたまらないように耕運し、岐根を防ぐ。

③ 野菜残差、雑草などの生の有機物は腐食させ、約2週間後にネキリムシ(カブラヤガの幼虫)を絶食死させる。

 心配の場合は、播種する付近にダイアジノン粒剤5を土壌混和する。

播種

① 9月1日以降。ただし、35℃以上では発芽しない。

 8月20日以降が播種適期とされているが、旬鮮では早く大きくなりすぎてしまうので、少し遅らす。

② 種子は吸水力が弱いため、土壌が乾燥すると発芽が著しく低下し、過湿では酸素不足で発芽不良とな る。発芽適温は15~25℃。35℃以上では発芽しない。

③ 高畝1条蒔き。

④ 株間6~10cm点播き。深さ5mm~10mm。(乾燥に弱く、薄いと発芽しない)

播種後の管理

① 間引き。4~5葉期に間引きを行う。

② 土寄せ。初期のニンジンは風に弱い。間引き後、土寄せを行い倒れにくくすると同時に、青首の防止になる。 

 同時に畝の肩に溝を掘り、追肥する。

害虫

キアゲハの幼虫による葉の食害。虫の体色が派手なので、見つけ次第捕殺する。

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23年小玉スイカの収穫

2023-07-17 13:40:14 | スイカ

 

スイカの収穫は、一般には
・ 巻きひげの先が枯れてくる
・ 葉の緑が薄くなる
・ 手のひらでたたくと濁音がする。(親指と人差し指をまるめて、人差し指のツメで叩くのではなく、指の腹で叩く)
・ 果底に黄色みが出て押さえるとやや弾力を感じる
・ 果実のしま模様が不明瞭になったとき
 など。

当方は小玉のマダ―ボールです。
収穫時期は、6月収穫で36日と種苗会社の説明にあったので、 今年は、敷かれたシルバーマルチにマジックで授粉日を記載しておいた。

今年は暑い日も続くことから、31日目で6月12日授粉のスイカを7月13日に採ってみた。

 上記に当てはめてみて、

 ・ 巻きひげの先が枯れてくる。
・ 葉の緑は薄くはない。
・ 手のひらでたたくと今まで感じから少し高い音に感じる。(親指と人差し指をまるめて、人差し指のツメで叩くのではなく、指の腹で叩く)
・ 果底にも変化は見られない。

・ 果実のしま模様は言われてみればやや不明瞭か。
であったが、6月の36日を基準に思い切って採ってみた。

割ってみたら、種は黒く、まあまあか。

スイカの糖度は熟期1 週間前にぐっと上がってくるので適期の収穫が重要と聞いている。もう2日ほどおいてもよかったか。

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北海道百年記念塔

2023-07-05 19:59:11 | 日記

 

北海道に行く機会があり、北海道百年記念塔が解体中とのことで、6月18日、久しぶりに野幌を訪れました。

北海道百年記念塔は、1971年私が北海道に赴任した年に開道100年を記念して建設されました。

仕事の休みの日にはよく野幌森林公園を散歩し、塔に上ったものでした。

その頃は、開道百年というと遠い昔のことと思っていましたが、それからもう50年がたってしまいました。

そう思うと150年とは、短く感じます。

北海道では、あらたに記念モニュメントを作るようですが、北海道発展のシンボルとして、楽しみにしています。

2023.6.18 解体中の北海道百年記念塔

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サクランボが害虫の食害を受けています。

2023-05-26 06:52:05 | 全般技術

今年は特にひどく、サクランボが食害と思われる被害を受けています。

ネットで調べてみても、害虫がなんだかわかりません。

害虫が判明しないと、防除の方法がわかりません。

地面から低い枝ほど、害がひどくなっています。

今年は、1/3ほどしか食べられませんでした。

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休耕田の雑草退治

2023-05-02 07:33:10 | 休耕田

一昨年から水田40aの耕作を全面委託に出した。

しかし、1枚は区画が5aと狭く、委託に出せず、自分で管理することになり、昨年はサトイモを作付けてみましたが、味が悪く、不向きでした。

今年は、適当な作物が考えつかず、休耕するのに、いかに省力的な雑草管理を行うかが課題です。

耕作面は、雑草が大きくならないうちにトラクターで耕運するか、水田除草剤で対処するか検討中です。

トラクターでの耕運は夏期は雨が多く、ぬかるんでトラクターが入れないうちに雑草が大きくなってしまう。

水田除草剤は、耕作面を水平にしないと水面から出た部分に除草剤が効かない恐れがあることからいずれも一長一短があります。

畔は刈払機。スイバは根から枯らすためにピンポイントで除草剤をかけます。

U字管からはみ出た雑草にも除草剤。

排水路隣の農道のり面にはリュウノヒゲで草抑え。

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新型コロナ感染防止のため、通常総会は中止し、書面表決とします   

2023-02-10 06:45:50 | 町内会

 3月下旬に町内会の通常総会を予定していますが、通常200名以上の人が参加します。

 ここ2年間、総会は書面評決としています。今年はどうするか、町内会長として判断に悩みましたが、令和5年1月27日に開催された厚生科学審議会感染症部会の報告をもとに総会中止を決断しました。

 その審議会では「オミクロン株については伝搬性が非常に高いものの、発生初期と比較して重症度が低下している。」としていて5類への変更を見据えている。

 ただ、一方で「位置づけの変更により新型コロナウイルス感染症の特徴が変わるわけではないことから、今後も感染拡大が生じうることを想定して、高齢者や基礎疾患のある者など重症化リスクの高い者を守ることも念頭に、必要な感染対策を講じていくべきである」

 さらに、この審議会に提出された(令和5年1月27日厚生科学審議会感染症部会の参考資料)感染症の専門家4人の意見書では:

・「COVID-19の重症度は、病原性が一定程度低いとされるオミクロン株が流行株の主体となり、更に多くの人が自然感染あるいはワクチンによる免疫を獲得したことにより、発生初期と比較して低下している。一方で、循環器系の合併症で死亡を含むインパクトが生じているとするデータが各国で得られてきている。国内でも2021年以降超過死亡が増加しており、循環器系の合併症を含めた超過死亡の要員を解明する必要がある。また罹患後症状の問題もCOVID-19のリスクの評価の際には考慮すべきである。」

 ひるがえって、総会会場の環境等を考えるとき:

・会場の後ろで立ち見者が出るほどの200人を超える参加者で、強力な換気装置もなく、窓を開けただけで十分な換気ができるか不安がある。

・参加者は比較的高齢者が多く、上記の報告をかんがみるに不安がある。

・5月8日までは、発熱外来を診察してもらえる病院が限られる。

・県の新型コロナ死者数はやや減少傾向にあるものの高止まりしており、入院患者数もいまだに厳重警戒のレベルのままで、ほとんどが高齢者である。

総会によって、高齢者1人でも感染者を出してはならないおもいです。

当町内会は「一人はみんなのために、みんなは一人のために」です。

以上の状況のもとに、総会は中止とし、書面表決としました。

 

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来年の町内会長が見つからない

2022-12-17 07:51:21 | 町内会

 

今年、町内会長を受けてから9ケ月たち、そろそろ跡継ぎを決めなければならない。

もう20人もの人に打診してみたが、なってくれる人が見つからない。

70歳を過ぎても仕事で忙しいか、65歳を過ぎて仕事をしていない人は、体調を崩されている人が多く、なかなか候補者が見つからない。

私の前任者が、事務員を雇用したり、有志の方に実行委員会方式で行事の企画進行を担ってもらうなど、町内会長の用務を減らしてもらっていますが、候補者には、その内容をなかなか理解してもらえません。

私は、20年前、サラリーマンを退職して3年目に町内会長を引き受け、昨年度は適任者が見つからず、ピンチヒッターとして、20年ぶりに、75歳で再度引き受けました。

結果として、引き受けてよかったと感じています。

まず、町内会は、会社や役所と違って、人間の上下関係や利害関係がないこと。

いろいろな人生経験をした人と知り合いになり、その人の人生観、価値観に触れ、自分のそれをある程度客観視できるようになったこと。

また、地域の人と顔見知りになることにより、そこに住んでいて、どことなく安心感が広がるように感じます。

自分自身、人生の締めくくりとして、満足感があります。

尤も、普通の生活に十分ではないにしても、年金があってのことと感謝しています。

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私の好みの食味の米(2)

2022-09-28 19:55:46 | 水稲

 いろいろ試食してみたが、地元の「あいちのかおり」を食べてみた。

これは「夢まつり」に近く、これまで試食してきた銘柄のに比べて、艶、粘りは、やや劣るものの、わずかの甘みがあり、一番口に合っていたように思う。

しばらく食べていたが、今度は、愛知県が中山間地域での栽培に適した品種を開発した「ミネアサヒ」令和3年産を試食した。

これは5kg2180円、艶、粘り、わずかな甘みが感じられ、「あいちのかおり」よりも私の口にあった銘柄と思っている。

 

 

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