2023年10月中旬、知人のしばらく放置された畑に除草剤をかけた。
入り混じって生えていた雑草は、主に、メヒシバ、アメリカセンダングサ、チガヤ、タマリュウです。
除草剤「グリホエキス液剤」を100倍に薄めて散布したところ、メヒシバ、アメリカセンダングサは枯れたが、チガヤは、葉の半分ぐらいが茶色になった程度、タマリュウに至っては、全然薬効が見られない。
画像は、まっすぐ立っていて葉の一部が茶色くなっているのがチガヤ、その間に隠れている濃い緑の葉がタマリュウ。
原因として以下の2点を考えた。
1点目は、チガヤ、タマリュウは、休眠期に近く、茎葉から吸収される除草剤は吸収されにくい時期ではないか?
2点目は、タマリュウは、そもそもグリホエキス液剤の薬効が効きづらい性質を持っているのではないか?
ネットで調べてみると、
「タマリュウの植栽による畦畔法面の雑草管理」(2005~2007愛媛県農業試験場)の報告書で、タマリュウの除草には、除草剤(クリホサートアンモニウム塩液剤)が有用であるとしている。
これは、休耕田の畦畔管理に役立てられるかもしれない。