倉敷ホーリネスチャーチ

聖書のみ言葉、キリスト教のメッセージ、また旅情報など、テケテケが伝えしています(日本ホーリネス教団)。

【聖書】ローマ人への手紙13章1~5 【説教】「上に立つ権威」 2021/10/3 倉敷ホーリネスチャーチ

2021年10月03日 | メッセージ
【聖書】ローマ人への手紙13章1~5
【説教】「上に立つ権威」

1: すべての人は、上に立つ権威に従うべきである。なぜなら、神によらない権威はなく、おおよそ存在している権威は、すべて神によって立てられたものだからである。

主の御名を讃美いたします。
 すべての人は、上に立つ権威に従うべきである。なぜな ら、神によらない権威はなく、おおよそ存在している権威 は、すべて神によって立てられたものだからである。ロー マ人への手紙13 章1 節

 これを、今日の中心聖句としたいと思います。ここでの権威とは パウロがおかれたローマ帝国での政治を含めて上に立つ ものに従うことを教えています。  この聖書の箇所が政治的に誤って使われた歴史があります。そ れは、ナチス・ドイツがユダヤ人殺害などの時も「俺たちの 言うことを聞け、聖書にも上に立つ権威に従えとあるじゃあないか」というような間違った考えを押し付けたのです。

 このところを解釈するカギのことばとして、今回4 節に注 目してみます。「権力は、あなたに善を行わせるために、 神に仕える者なのです。」(共同訳)とあります。「神に仕える者」は直訳すると「神の奉仕者」であり、口語訳では 神の僕(しもべ)であると宣言しています。

 パウロが置かれた時代は、キリストを信じる者への反対運 動が盛んなときに、「権力は神に仕える者だ」ということは楽観的すぎやしないとも思えものであり、驚かされます。

 キリスト者であった内村鑑三は、教師時代に教育勅語に対 する拝礼が不十分だという「不敬事件」で訴えられました。その 後に「後世への最大遺物」という主題で講演しました。「世の中 は悪魔ではなく、神が支配するものである。失望ではなく希望があるのが世の中である。悲しみではなく喜びに満ちた世 の中である。」全く暗い時にも神の恵みの支配を宣言し、 「勇ましくて高尚な人の一生」への希望を語ったのでした。

コロナの陽性者は少なくなってきましたが、はまだ収束していません。どうぞ慎重な生活をお願いします。

 今週も主にあり、素晴らしい日々をお過ごしください・・・  

テケテケ

※要約はメッセンジャーの説教メモを記しています。
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