倉敷ホーリネスチャーチ

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【聖書】詩篇65篇1~13節 【説教】「神の川は水で満ちている」 2018/7/15 説教:小林和子師 要約:大元鉄也

2018年07月15日 | メッセージ
【聖書】詩篇65篇1~13節
【説教】「神の川は水で満ちている」

9:あなたは地に臨んで、これに水をそそぎ、これを大いに豊かにされる。神の川は水で満ちている。あなたはそのように備えして/彼らに穀物を与えられる。

主の御名を讃美します。

 西日本が襲われた7月豪雨から2週間が経ち、改めて大きな被害が出た事に心を痛めています。先週末で亡くなられた方は200名を超え、今も不明者の捜索が行なわれています。倉敷教会がある倉敷市中心部は地下道の冠水で通行止めはありますが、普段の生活に戻りました。全国からボランティアの方々、また教団からは『クラッシュ』という災害対策チームが現地入りしています。市北部真備地区、また広島県ほか災害を受けた地域の回復を祈ります。

 さて今週のメッセージタイトルは『水』がポイントになってしまいましたが、これを『命』『恵』と読みかえて見て頂ければと思います。

 この65篇はダビデの歌ですが、あえて『さんび』と付け加えられています。神をさんびする事はふさわしい事で、ダビデ自身が待ち望んでいる事です。そしてダビデは神を、①祈りを聞かれる方 ②罪をゆるされる方 ③自然を収めてくださる方 と讃美しています。神は『命』で『恵』みで満たされています。そして今、私たちの祈りを聞かれ、罪を許され、自然を収めてくださろうとされています。

 今回の災害、特に倉敷市真備地区の災害は、厳しい言い方ですが、『人災』だと思います。なぜなら以前から『水害マップ』が作られ、大雨が降ると真備地区が水没する、5メートル以上も水につかる。そう予想されていたからです。そして本流の高梁川の水量が増え、支流の今回決壊した小田川が決壊する『バックウォーター現象』も予想されており、来年から合流地点の改修に入る計画でした。優先順位を下げた結果こうなりました。そこに倉敷市民独特の考え方、『自分だけは災害にならない』という根拠のない考えが避難を遅らせた原因と思います。今回を教訓とし、災害について本気で考える事ができればと思います。

 今回の事をも主が一人ひとりに寄り添い、回復をもたらしてくださる事を願い祈ります。

今週も主にあり、素晴らしい日をお過ごしください。

テケテケ
※要約はメッセンジャーが語った事を筆者が感じ受け取った事を記しています。

報告と消息
○7月 7日(土) 倉敷市真備地区で小田川が決壊し、大きな災害が発生しています。完全な回復を祈ります。
○7月16日(祝) 中国教区聖会が広島キリスト教会で開催されます。講師は広島教会の和田先生です。
○7月21日(土) 子ども食堂と宿題会があります。
○8月 5日(日) 毎月第一主日最初の新聖歌で、11月に開催される信徒大会のテーマ曲18番を賛美します。

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