湊かなえの「往復書簡」
この小説は本当に面白かった~
湊かなえの小説はちょっとえぐい面があるのだけれど、この小説にはそれがなく、
他の事をさておいて一気に読み終えた。
そんな本はこのところ久しぶり。
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その小説の「20年後の宿題」をベースにした阪本順治監督の映画「北のカナリアたち」
原作を生かしつつ、オリジナルな話を盛り込んだ秀作。(多少、友達びいきも含むけど)
号泣。
子どもたちの澄んだ歌声に涙が溢れ、それぞれの想いに胸を打たれる。
湊かなえのお得意のそれぞれの立場からの証言をもとに事実をあぶりだしていく手法。
20年前の事件がいろんな角度から解き明かされていく。
ある島の分校で育った6人の子どもたちと先生の吉永小百合。
小説自体も感情を細やかに表現していて、その気持ちにぐいぐいと引き込まれていったけど、
映画でも一人ひとりの想いが伝わってきて、目が離せなかった。
子役の子たちの歌声は本当にすばらしく、大人になってからの満島ひかり、宮崎あおい、勝地涼、森山未来、小池栄子、松田龍平の演技力は確か。
たんたんとした流れの中で、いろんな感情がわき起こって、北海道の厳しい冬とさわやかな夏の季節。
その自然に子どもたちのきれいなハーモニーが重なる。
そして、みんな、どうしようもない状況でも必死に生きているーーと迫ってくる。
それぞれが自分の人生と向き合って。
想定はしていても、涙が止まらないラストだった。
エンドロールの最後の『監督 阪本順治』の文字に、一緒に行った大学の友人と感激。
この小説は本当に面白かった~
湊かなえの小説はちょっとえぐい面があるのだけれど、この小説にはそれがなく、
他の事をさておいて一気に読み終えた。
そんな本はこのところ久しぶり。

その小説の「20年後の宿題」をベースにした阪本順治監督の映画「北のカナリアたち」
原作を生かしつつ、オリジナルな話を盛り込んだ秀作。(多少、友達びいきも含むけど)
号泣。
子どもたちの澄んだ歌声に涙が溢れ、それぞれの想いに胸を打たれる。
湊かなえのお得意のそれぞれの立場からの証言をもとに事実をあぶりだしていく手法。
20年前の事件がいろんな角度から解き明かされていく。
ある島の分校で育った6人の子どもたちと先生の吉永小百合。
小説自体も感情を細やかに表現していて、その気持ちにぐいぐいと引き込まれていったけど、
映画でも一人ひとりの想いが伝わってきて、目が離せなかった。
子役の子たちの歌声は本当にすばらしく、大人になってからの満島ひかり、宮崎あおい、勝地涼、森山未来、小池栄子、松田龍平の演技力は確か。
たんたんとした流れの中で、いろんな感情がわき起こって、北海道の厳しい冬とさわやかな夏の季節。
その自然に子どもたちのきれいなハーモニーが重なる。
そして、みんな、どうしようもない状況でも必死に生きているーーと迫ってくる。
それぞれが自分の人生と向き合って。
想定はしていても、涙が止まらないラストだった。
エンドロールの最後の『監督 阪本順治』の文字に、一緒に行った大学の友人と感激。