おごじょの気まぐれ日記

人生いろいろあるけど、
すべてを楽しもうっていうのがモットー。

ミス・サイゴン 2回目

2008年08月22日 | 井上芳雄君
銀座でランチの後、帝劇へ。



2回目の「ミス・サイゴン」観劇。
今回はなんと高校生の息子が一緒です。

ちょっと刺激の強い場面もありますが、
夏休みでだらだらしている息子、たまには教養も高めるべしと!
本当のところは、予定していた娘が行かれなくなったピンチヒッターなのですが、とりあえずはミュージカル自体は嫌いではないらしい。

今日のキャストは次のとおり。



前回の井上クリスとほのかエレン以外は初見です。

キャストの組み合わせで、同じ演目でも雰囲気も感じ方も違うものなのですね~
同じ人が演じていたって、毎回違って、舞台は生きていると言われるのですから・・・


エンジニアは市村正親の残像がちらちらして、本当に困った~
橋本エンジニアも決して悪くはない。
長身で舞台栄えする役者さんだし、劇団新幹線出身で演技もばっちりだし、歌も上手いし、申し分ないのだけど・・・
どう表現していいのか、のりしろが少ないというか、色気が足りないというか・・
まあ、初演から出演している市村エンジニアとはキャリアが違うので、今後の活躍を期待したいです。

ジョン役の坂元健二さん、こちらも前回岡幸二郎さんだったので、
演技や歌そのものより、舞台栄えする長身の岡さんのイメージが強くって。
しかし、二幕初めの「ブイ・ドン」の歌はなかなか良かった~
歌唱力では引けを取らないです。

トゥイ役の神田恭平さんは、役にぴったり。
前回の泉見洋平さんより幽霊シーンはおどろおどろしさがなく好きかな。

笹本キムはさすがの歌集力。
でも、前回の新妻キムの方が落ち着いていて、感情を押さえつつ、上手く表現していた感あり。

井上クリスには、相変わらずうっとり・・
ただ、マイクの調子が悪い?あるいはお疲れ?
前回の方が声の表情が良かったかも。
帰り際もいつもより慌しかったし・・・

今回の席は、前回と間逆のサイド。
違う角度でステージが対角線上に見えて、前回見えなかったことや気づかなかったことなどがいくつか。
あんなところに人がいたのねとか、奥行きのある舞台の人の動きがよく見えて面白かった~

サイゴンの舞台自体、とてもスペクタクル。
実物大のヘリコプターはでてくるし、サイゴン陥落の政府軍の行進など迫力あり。

息子の感想。
「悪くはなかった」・・・この言葉、及第点でしょう。
「でも、何故普通にせりふを言わずに歌にするの?」とも。
歌と音楽がミュージカルの魅力なんだけどね。

合間の休憩で、ロビーに飾っている出演者の色紙を見ていて、
以前私に来たバースディカードの文字を散々けなしていたのだけれど、
井上君のを「字が汚いね」とつぶやいた息子。
周りにいたおば様たちがそれに反応・・・
井上君の色紙のことって分かった?!
「でも、歌が上手いじゃない」とおば様。

息子の一言、100人は敵に回してしまいましたね。

帰りのロビー出口にはアンサンブルの人たちがお見送りを。


さっきまで演じていた人たちがそばに。
なんだか感激だなぁ~




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