StarSの興奮も冷めやらないまま、2回目の「イーハトーボの劇列車」
StarSのチケットの半券とあの日にもらったイーハトーボのチラシ持参でサイン付きの舞台写真プレゼントは嬉しいサプライズ。
しかもこの日は終演後に全員トークショーありで、とってもラッキーだった。
キラキラ王子はすっかり宮沢賢治になっていて、
私たちもあっという間に賢治の世界に飲み込まれた。
1回目の観劇後、原作を読みたくなって、Amazonで検索したら3000円!
その本を市の図書館にみつけた~
花巻弁の戯曲だったから、全く初めての読書だったら読むのを辞めていたに違いないけど、
井上君の花巻弁を思い出しながら、苦も無く読破。
宮沢賢治のダメ人間っぷりを温かく描いていて、
父親や周りとの軋轢の中でも、
どこまでも純粋に農民のために生きた彼の生涯。
劇中の「思い残し切符」は、亡くなった人たちの想いを引き継ぐように受け取るわけだけれど、
それを受け取った賢治に井上ひさしは、自分の信念のままにがんばれと声援を送っているように感じた。
今回は端っこの席だけれど、4列目だったので、出演者の方たちの表情が良く捉えられて、前回以上に感動。
井上君の花巻弁はとってもスムーズになっていたように思ったし、
読書のせいもあって、もっともっと温かな気持ちが胸に迫った。
17日が東京千秋楽。