tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

土人形の蔵出し

2009年12月09日 | 土人形など
私の土人形は、お蔵入りしている、
コレクションの一つです。
久々に、カビが生えていないか点検と分類などしてみたい
との思いで一部を出してみました。
改めて見ますと綺麗ですね。



今回は、50体ほど出したうち、「役者物」と「子供もの」をご覧ください。
土人形の背中は、着色されていないのも、面白いでしょう。



土人形は、いろいろな説がありますが、
1580年ころ、朝鮮国から渡来した陶工たちが、
京都の伏見で伏見稲荷のお土産物として造り始めた「伏見土人形」が、
全国へ広まったものといわれています。

私どもの地域では「美濃の瀬戸物屋」さんが、
シーズンオフの副業として作り、
天秤棒を担いで、戸口へ売りに来たものだそうです。

その季節は、なぜか夏であり、
金魚売りと同じスタイルであったとか。

美濃から、岐阜白鳥経由で、峠道を担いで越える
行商人は大変だったろうなと、
思いをはせることが出来ます。

そうしたことで、当地にはいろいろな土人形があったようですが、
今はそのほとんどが捨てられているようです。

縁起物の「天神様」「恵比寿大黒様」「干支動物」・
古くは、「軍人」「歌舞伎役者」「子守り姉や」
「子供の成育願」」など。




今、これを集めるのは大変、
何せ、復古ブーム?古いものは、値段が高すぎる。
土人形の昔の産地が地域おこしのため復活して、
PRしているが、その地も少なく、やはり高い。

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2 コメント

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こんなに集まってくると、 (遊歩心空)
2009-12-10 22:31:43
色々あって面白いですね。

以前tarpinさんに影響され、
土人形を売ってないかと
滝宮天満宮に探しに行ったことを思い出しました。

最後の写真の人形は、視線が力強いです


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遊歩心空 さん (tarpin)
2009-12-12 09:29:18
いつもコメントありがとうございます。
久々に一部出してみました、まだ有るのですが、虫干し?つもり。
どれも思い出の有るもので、年いってから
眺めるのもまた楽しいのかも。

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