市街地の中心部、河川付け替え工事に伴う掘削工事から出てきた
「江戸時代の町人町屋区域跡」、
昨日、福井県埋蔵文化財調査センターの見学会が
実施され参加してきました。
市民の関心の多さにびっくり、少雨の中60人余の参加者。
こうした埋蔵発掘調査は、
お城跡やかなり古い時代(例えば縄文など)遺構はTVなどで見聞きしますが、
「城下町の民家跡」というジャンルに絞ると
こんな調査は珍しいものだそうです。
遺構は多くの井戸跡、まだ水か湧き出ている、その石組み、など、
遺物としては、食器のかけらなどとともに、井戸から「耳かき付きのかんざし」
が一つ(井戸水汲み中のご婦人が落としたものか)の他、
「笏谷石」(福井市で採掘され、城郭、屋根瓦などに使われている)の「屋根瓦が1枚」、
なぜ一枚なのか、町屋の建築材としてはミステリー、とか。
2.777万石の小藩の城下町、
当時の町民の暮らしの一部をかいま見ることができました。
知りませんでしたが「袋田遺跡」と位置付けられているもの。
記念品
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