tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

4月「早朝坐禅会」に参加。

2024年04月21日 | 坐禅会

今朝の気温は10℃以下で、うすら寒い。

禅堂では、すでに老師・住職など3名が着座、

座ると同時に6時の梵鐘の音。

外では歓迎の「うぐいす」の音が続く。

いい雰囲気の中でのスタートでした。

しばらくして始まる老師のお話しは聞こえない、

「検単」と呼ばれる老師の検査、うしろを一巡、やはり緊張が走る瞬間です。

そして久々の「警策」を受ける、両手を合わせ首を少し傾ける、

同時にぴしゃり(痛くは無い)と。

本当は眠くなったときなどにお願いするためですが、

全員一律にうける、儀式かな。

そして無言の時間35分。

突然、老師のお話しが始まる、いまごろからの思いもありましたが・・・。

日常生活では、善・悪などいろいろな思い、行動を経験する、

そんな時、平静を保ち、今の自分を振り返る方法として、

「お釈迦様が坐禅を」お勧めになった、

そして幾草月、中国で学ばれた「道元禅師様」が帰国後
この教えを執筆、それが「普勧坐禅儀」である。

今日は、その全篇を解説しますと、

そして20分、座る時間の長いこと、さすが足の痛さを感じる時間でした。

「普勧坐禅儀」は、坐禅の具体方法等を含む心得の書。

坐禅3つの行動基本からその考え迄。

全部の解説は分かりよく、改めてとはいえ、意味のある時間となりました。

要は、「日常の生活にこうした基本の考えを心に行動してください」、と結ばれた。

終了の鐘一つまで、しっかり60分。

1炷(いつちゅう)40分を大きく超えての坐禅会。

座後の皆で頂くお茶とお菓子は、多岐の話題で盛り上がりました。

禅堂「義宣寺」近影。

ウエルカムの野鳥も

 

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