こうした文化に触れることの少ない私には、
本当に素晴らしい時間を過ごすひと時でした。
「福井音楽堂」での観劇は初めて。
きっかけは、当地の新内家元「富士松菊子」さんからの
お誘いでした、
もちろん彼女も出演されたからです。
2.5時間に及ぶ長帳場でしたが、
新内節人間国宝、鶴賀若狭じょう氏の主催に寄るもので
富士松菊子さんの「浄瑠璃」以外に
江戸伝統芸として、八王子車人形「西川古流座」、手づまの「藤山新太郎」氏、
花柳貴比・藤間信之輔氏の舞踏、
大谷祥子氏(あわら市の吉崎御坊蓮如上人記念館長)の琴、
福井浜町の芸者さんたちの舞と三味。
その他華やかな出し物でした。
又、こうした観劇の観衆の大半は、高齢の女性が多いのですが、
半数の方々が立派な訪問着姿、驚きましたね、
こんなことが観劇のファッション?礼儀なのでしょうか、
私も一応はスーツスタイルでした。
(こうした会場での撮影は許されませんのが残念です)