tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

やはり左義長見物は、夜に限ります。

2012年02月25日 | 当地の催事・行事など
夜になると、
一段と踊り手・謡い手、たたき手にも
力が入ります。
やはり左義長見物は、夜に限ります。
腕に覚えのある巧者の踊り手競演など。



ある櫓の上では、餅つき、そして恒例の「餅まき
カメラ片手には、一つもキャツチできませんでした。






左義長ばやしは
鳴り物は三味線・横笛、そして太鼓たたきは3人一組で、
踊りながらのたたき手、地たいこ、そして観客と反対方向むいて
太鼓の上に座る人がいます。



浮かれてたたくので「浮き太鼓」といわれています。
囃子は
「蝶よ花よ、花よのねんね、まだ乳飲むか・・・・ういた、ういた、ういた・・・」
と妙な歌。
そのあとに「まだ乳飲むか、乳首はなせ、乳首はなせと・・・」と続きます。

今は、主婦や学生が三味線を弾きますが、
以前は幾人もいた「本物の芸者さんたち」
が歌っていたもの。

少しエロチックな意味?とも思っていましたが、
「蝶よ~花よ~と育てた娘・・・」と秋田長持歌
などにも歌われ、
「愛する子達の成育を願う歌」と、
解するのが素直・・という人も。
まぁ、酒飲んで浮かれた踊り手、
それをはやす芸者さんとなると
モット意味深。

こんなことを聞きながらの見物も面白い。






コメント (2)
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いよいよ始まった奇祭「勝山左義長」

2012年02月25日 | 当地の催事・行事など
左義長は、古くは宮中行事から始まり、
「五穀豊穣・鎮火を願う宗教行事」
であり、全国的に行われる小正月行事、雪国に多い。
ドンド焼き」と言う形で続けられている。

「勝山左義長」、ドンド焼きは円形ドンドが、
直径10mが 12箇所、
九頭竜河原で行われ天を焦がす大規模なもの、
大火となり、明日夜フィナーレとなるのです。











また、ドンド焼きに加え、
市内12基の勝山左義長ヤグラ(固定型)が設置され
この上に酒に酔って女物肌襦袢を着た男集が、
太鼓をたたき、踊り狂う、
周囲に三味線と笛の芸者衆がはやし立てる、
(今は、婦人会と子供が中心になっている)
街中には「世相風刺の書かれた行灯がつられ」、
この日ばかりは殿の許しを得た無礼講であった。
こうした祭りが「奇祭勝山左義長」
と言われる所以になっています。













正午に当番制の「ふれ太鼓」とともに開始、
各区はこの合図で一斉にはじまります。


正月飾りや、古くなった神社札など、
やぐらそばに立てられた「仮やしろ」へ
お賽銭とともに明日夜のドンドで焼いてもらうのです。
私ももっていきました。



始まったばかりなのに、観光客らしき大勢の人出。
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