tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

「沙羅」の花が咲きました。

2008年07月21日 | 季節の便り(北陸、福井)
今年は、もうだめかと思っていましたが、ようやく1つ開花です。
毎年6月が適期、今年は、天候のせいでしょうか。

この花、本当は「夏つばき」です。
当地には、「平泉寺(白山登山口のひとつ)」があり、ここは、苔の美しい、静寂の神社です。
メタポ解消に、ここへは、目の楽しみと体力つくりに歩く(ウォーキング)のを続けています。

この社務所の庭園に、大きな「夏椿」があります。
この花に注目していますと、「日本の道100選」に選ばれている、
石畳の旧参道の両端に、ずっと植わっているのです。
樹高30m近くもあり、かなりの樹齢です。
いつの時代、どなたが植えたのか?。
土地の人は「落ちている花を見て、咲き始めを知る」とのこと。
自宅の庭に植えました。


夏椿と沙羅の木

沙羅と夏椿
第2次大戦で東南アジアに出兵の方々が、
自分たちの(日本)田舎の
お宮さんに咲いていた花と同じものが咲いていると懐かしんだ花。
帰還してからこの花を「沙羅の木」と呼ぶようになったとの説もあります。

「沙羅双樹」の木は、平家物語の巻頭に出てくることは、
よくご存知のことと思います。
お釈迦さまが入滅のとき、棺台の左右対角線に、お供えしていて花で、
2本が一組となり、「沙羅双樹」といわれたのです。
インドなど東南アジアに多くあるもののようです。

私は「沙羅双樹という名の木」と思っていましたが、
間違いでした。
正しくは、沙羅の木です。

コメント (2)
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