tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

半夏生(はんげしょう)に「丸焼きサバ」

2008年07月01日 | 季節の便り(北陸、福井)
最近の、チョコや巻き寿司のような、そして、NHK朝ドラ、ちりとてちん
コマーシャルに踊らされ、と言われそうですが
違うのです。

当地では半夏生を「ハゲッショ」と、なまり
幕藩時代からこの日(今年は閏年なので、7月1日)
には「丸焼きさば」を家族で、食するのです。
私の家でも、毎年買って、いただきますよ。


隣の市、大野藩は、海から遠い藩でしたが、蝦夷との通商のため「北前船」を持っていました。
このため日本海の越前海岸に、飛び領地をもつていました。
当時の海岸では、多くの「鯖」が取れる地でしたが、山間地の農民は、
魚などほとんど食できず、
藩主が「脂の乗ったさばで、暑いこの時期の農民の栄養補給を勧めた」ことが、
習慣として、現在に伝わったもの、として、古い歴史があります。

店頭で焼かれる、焼きさば


我が家も買いました。

今朝の関西のTVでは、半夏生には「タコ」とかも。

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