tarpin翁のスローライフ

福井県奥越地方、季節のたより、ガーディニングなど、
写真日記・・・そして・・・。

4月、月例坐禅の日

2008年04月20日 | 坐禅会
4月になると、北陸の朝あけも5時で少し明るく、座り始めの時間では、
すっかり明けています。
 (夜明けの時間って、南から北までこの時期1.5時間もの開きがあるのですね。
  関東一人暮らしのとき、自宅へ電話をするとその違いに驚いたものです、
  特に夕刻の差が大きい。)

締め切った、お堂の中は、ろうそく1本の明るさが改めて身がしまります。
今朝は、なぜか心静か、無想?ですごせました。
新しい年配の方が一人入ってきました。また、同輩の一人が、「しの笛」の師範がいまして、
今朝は「千の風にのって」をやってくれました。
お堂の中だけにすばらしかったです。

自宅に戻り、ふと、坐禅作法の本を開けて見ました。
見開きに「仏道をならふといふは、自己をならふなり(本文のまま)」
とありました。この宗派では、「正法眼蔵」というものに、このように記されているようです。
坐後の朝粥の席で、「巳知者常正(己を知るは、常に正しい)」という掛け軸を見せて
いただいた事があります。
当地にある永平寺の前管首さんが、最近亡くなりましたが、その一代前の管首さんの
直筆でした。
「禅」の漢語句は、難しいですが、私は大好きです。(私の場合、信仰にはなりませんが)

コメント
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