朝日新聞のコラムで、習近平にめずらしくシーチンピンとよみがなをふっていた。ふだんはシューキンペイと読んでいる。中国の人名は漢字を日本語で読むとおりの読みかたで読む。毛沢東、小平、胡錦涛などもマオツェタン、テンシャオピン、フーチンタオとはいってこなかった。
韓国、北朝鮮の人名、地名については朴(パク)大統領、金正恩(キンジョンウン)、済州(チェジュ)などと韓国語に近い音で読んでいる。じつは韓国、北朝鮮の人名、地名についても、むかしは漢字をそのまま日本語式に読んでいた。金日成(キンニッセイ)、金大中(キンダイチュウ)、朴正煕(ボクセイキ)のように・・。ところが私の記憶では1985年ごろ、すなわち昭和60年ごろを境にしてメディアが原地音に近い読み方を採用するようになった。当時の中曽根総理が、現大統領の父にあたる朴大統領をボク大統領からパク大統領へと呼びかえていた。日本国内から韓国へ連れ去られた謎だらけの金大中(キンデジュン)事件の真相解明などどこかへ葬り去って、中曽根、朴(パク)両首脳がにこやかに握手をし、友好国であることをアピールしていた。これ以降、名前の呼び方だけは確実に改善されてきた。
中国との関係改善はむずかしくても、せめて固有名詞ぐらいは現地音に近い読みかたをしたいものだ。
韓国、北朝鮮の人名、地名については朴(パク)大統領、金正恩(キンジョンウン)、済州(チェジュ)などと韓国語に近い音で読んでいる。じつは韓国、北朝鮮の人名、地名についても、むかしは漢字をそのまま日本語式に読んでいた。金日成(キンニッセイ)、金大中(キンダイチュウ)、朴正煕(ボクセイキ)のように・・。ところが私の記憶では1985年ごろ、すなわち昭和60年ごろを境にしてメディアが原地音に近い読み方を採用するようになった。当時の中曽根総理が、現大統領の父にあたる朴大統領をボク大統領からパク大統領へと呼びかえていた。日本国内から韓国へ連れ去られた謎だらけの金大中(キンデジュン)事件の真相解明などどこかへ葬り去って、中曽根、朴(パク)両首脳がにこやかに握手をし、友好国であることをアピールしていた。これ以降、名前の呼び方だけは確実に改善されてきた。
中国との関係改善はむずかしくても、せめて固有名詞ぐらいは現地音に近い読みかたをしたいものだ。