新・日曜炭焼き人の日記

炭遊舎のホームページで書いていた「日曜炭焼き人の日記」を引きついで書いていきます。

お花見、旅行など

2017年04月05日 | 日記


 花見のシーズン。4月2日に訪れた井の頭公園の桜は、まだ2分程度の開きようでした。それでも団体の花見客は場所とりに奔走しているようでした。朝11半、すでに宴会を始めているグループがあり、若い人が目につきます。どうやら若い人たちのほうが花見という日本の伝統「儀式」を律儀に守っているようです。
  
 4月3日は諏訪大社をめぐってきました。上社の前宮と本宮、下社の春宮と秋宮の4か所です。すでに昨年、7年ごとにおこなわれる御柱の入れ替え行事が終わり、新しい御柱が各宮の4隅に1本ずつ、4宮で合計16本立ててあります。今回は八ヶ岳から切り出した木を道路に乗せて引っぱってきたとのことでした。見学した場所のなかでの圧巻は木落し坂です。御柱に命知らずの人が何人かまたがり、おおぜいの観衆が見守るなかでいっきに滑りおりるときのあの坂です。テレビで観るよりずっと急な斜面で、30度ぐらいはありました。30度というのはスキーのジャンプ競技で選手たちが滑り降りるあの滑走路とおなじ角度です。御柱はその100メートルほどの木落し坂を滑り落とされるとのことです。
  
 5日は5分咲きぐらいの飛鳥山公園へ。報道では満開とのことですが、私の感触では5分咲きです。テレビ朝日の生中継に遭遇しました。見覚えがあるスタイルのよいきれいなお姉さんがレポートしたり、次の出番の練習をしたりしていました。周囲の電車が走る音や車の騒音がとぎれなく聞こえるため、花見の場所としてはとてもおすすめできません。
 六義園の枝垂れ桜も観ました。7分咲きというのが公式発表でしたが、お目当ての枝垂れ桜については下半分はほぼ満開、上半分はまだつぼみというところです。夜ライトアップされた状態のほうが見ものかもしれません。
 最後の写真は六義園で見つけた、木の幹から直接、芽吹いた桜の花です。木の胴から吹き出しているから胴吹きと呼ばれていることを、ちょっとまえにラジオで聞いていました。