コネと賄賂、さらにケンチャナョ文化に、パリパリ習慣が重なって、違法改造のうえに過積載したセウォル号は2014年4月、全速力のまま急回転を試みて転覆・沈没した。
転覆するや、船長が乗客を見捨てて真っ先に逃げだし、朝鮮半島の伝統を見せつけた。
海洋警察(日本の海上保安庁に該当)が誇っていた装備は“外華内貧“で転覆から沈没まで見守るだけだった。
遺族達はたちまち「遺族様のお通りだ」といった感じの被害者モンスターになった。
「実は米国の原潜と衝突して沈没したのだ」といった陰謀論が相変わらず語られている。
ローマ法王はセウォル号沈没事件の直後に韓国を訪問するのに際して、「韓国民がこの事件をきっかけに倫理的・霊的に生まれ変わることを望む」と語った。
法王の有り難いメッセージも、韓国ではまったく効き目がなかった。