韓国人は非常に熱心な愛国者なので、少し親しくなった外国人にも韓国語や韓国文化を積極的に教えてくれます。
そして教えてくれたことを吸収すると「お前も韓国人らしくなった」と褒めて(?)くれます。
韓国語の発音や表現方法については、自分の韓国語がうまくなったと素直にうれしいのですが、韓国式の考え方について褒められても「それでいいのか?」と思うこともあります。
しかし外国人に自国語や自国文化を積極的に教えるという姿勢は、いい迷惑の場合もなきにしもあらずなものの、見習う部分はあると思います。
韓国人は、韓国語の話せない在外韓国人を「非国民」「愛国心がない」と感じる場合が多いように感じます。
これも愛国心ゆえでしょうか。
文化の多様性になれていないからでしょうか。
中央日報社と東アジア研究所の共同アンケート調査によると、韓国人の考える「真の韓国人」の条件は「韓国国籍を維持」(88%)、「韓国で出生」(82%)、「韓国人の血統」(81%)、「一生韓国に居住」(61%)、だそうです。
「韓国国籍を取得した外国人」(28%)、「国籍を放棄した韓国人」(9%)には、少々冷たい態度のようです。