「癒やし財団」今後の活動は? 理事長の辞意表明で波紋
慰安婦問題の「完全かつ不可逆的な解決」を確認した2015年末の日韓合意に基づき、韓国政府が設立した「和解・癒やし財団」の金兌玄理事長が辞意を表明したことについて波紋が広がっている。今後の運営が危惧されるなか、財団関係者は「活動をやめるわけではない」と説明している。
財団は昨年7月末に発足し、合意に基づき日本政府が拠出した10億円の資金から財団を通し元慰安婦の女性に現金が支給された。合意時に存命だった元慰安婦47人のうち、すでに約77%が受け取るか、受け取りの意思を示している。
財団発足から1年、任期を1年残した現時点で金氏が辞意を表明したことが「財団の活動終了」との憶測まで呼んでいる。
財団には設立当初から、日韓合意に反対する勢力などからの反発が強く、金理事長を筆頭に、当初は10人いた理事は今年2月に2人が辞任し、8人に減っている。
ただ、財団関係者によれば、金氏は理事長は辞任するものの、「理事」として残る考えを表明している。また、理事長の辞任が財団の活動終了を意味するわけではなく、「財団として解散など望んでおらず、活動は続ける方針だ」(同関係者)という。
以上、産経新聞ニュース(ソウルより)
慰安婦問題の「完全かつ不可逆的な解決」を確認した2015年末の日韓合意から1年8ヶ月、法治国家というより情治国家の韓国・・・・、どうするのかな?
釜山の日本総領事館は、地下鉄草梁(チョリャン)駅を出たところにある。
西面(ソミョン)方面から地下鉄1号線に乗ると釜山駅の手前の駅である。
釜山駅前の大通りに面していて、何度か領事館の前を通ったことがあるが、普段は人通りも少なく静かである。
韓国では、愛国無罪、反日無罪、反日情緒は法律や規則よりも優先されているようである。
聯合ニュースの記事 によると・・・
以下は、ソウル日本大使館前の慰安婦像です。(過去ブログより抜粋)
日本大使館前の慰安婦像
世界化や国際化時代を叫びながら、一方では国の品格を損なうような「反日無罪」という国際マナー違反が「愛国」を理由に平気で行われ、誰もそれを指摘できないでいる。
その代表例がソウルの中心街にある日本大使館前に設置された慰安婦記念像である。
いわゆる旧日本軍関連の慰安婦問題にかかわる日本政府に対する抗議の象徴だが、元慰安婦の老女を押し立てた支援団体による日本大使館デモ一千回記念と称し2011年12月に設けられた。
しかしこれは地元の鐘路区役所の許可を得ていない。
無許可で歩道の一部を占有した不法施設である。
これは誰が見ても日本に対する嫌がらせである。
しかも外国公館に対する侮辱などの不快施設は国際法(ウィーン条約)で禁じられているから、国際法無視、違反の疑い濃厚なのだ。
それに外国公館周辺百メートル以内での集会やデモは法的に禁止されているのに、韓国当局は記者会見という名目で黙認し続けている。
日本政府の抗議と撤去要請にもかかわらず、韓国当局は慰安婦記念像を放置したままである。
慰安婦問題支援団体やメディア、そして反政府・野党勢力の反発を受けたくないからだ。
不法、違法でも慰安婦問題支援という反日・愛国の前にはどうすることもできない。
つまり「愛国無罪」「反日無罪」なのだ。
韓国では反日情緒は法律や規則よりも優先されている。
法治国家ではなく「放置国家」である。