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韓国人はなぜ自転車に乗らないのか?

2017-07-20 08:19:20 | 韓国旅行

韓国人はなぜ自転車に乗らないのか?

 

日本では駅前の放置自転車がたびたび問題になっているが、韓国ではありえないことだ。

といっても、なにも日本人のモラルを言うつもりはない

韓国には自転車じたいが少ないのだから、放置自転車問題がおこりようもないだけなのだ。


 

韓国を訪れた日本人はだれもが実感するのは、ぱっと見たところ日本の街の風景がかなり似ているということだ。

よくあるコンビニのセブンイレブンやファーストフードのマークも同じだし、走っている車も姿も似通っている。


 

しかし、よく見ると、自転車があまり走っていないということに気づくだろう。

お隣の中国では群れをなして走る自転車の洪水でおなじみ。

日本と中国の間にある韓国だけに自転車が普及していないのはなぜだろう?


 

その理由の一つとして日本では、公共交通の料金の異常な高さだ。

バスに一回乗るだけで2百円。

地下鉄でも160円もする。

頻繁にバスや地下鉄を使っていたら、交通費だけで大変な金額になってしまう。

 


また、地下鉄のネットワークがあちこちに伸びていて便利であるが、駅から住宅地までの距離が遠い場合が多い。

タクシーは便利だが、頻繁に利用するには高すぎる。

こういった経済的な理由が庶民の「自転車文化」を発展させた側面がある。


 

一方、韓国では他の物価に比べて公共交通の料金が低く抑えられている。

地下鉄駅と住宅地が離れているところでも、小回りが効く「マウルバス」(町バス)が発達しているので通勤通学に不便はない。

だから、公共交通機関の穴を埋めるために自転車に乗る必要はあまり感じないようだ。


 

また、自転車はブルーカラーの労働者の乗り物、あるいは荷物を運ぶものだとして特別視されていたという事情もある。

 

また、日本の都会では、自転車といえば「ママチャリ」というぐらい、自転車に乗っている女性は多い。

 

ただでさえ自転車が少ない韓国だが、自転車に乗っている女性を見かけるのは、さらに稀なことである。

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