釜山 海雲台市場のB級グルメ 추어탕(チュオタン)専門の店です。
旅行ガイドには載っていない普通にある庶民の店です。
朝7時から営業しているので助かります。
夜は8時前には閉まってしまうので早目の時間に行くことをお勧めします。
海曇台に来たときには必ず行く店で、店のアジュンマとはすっかり顔なじみです。
チュオタン 5,000ウォンです。
ちなみに、ビールは3,000ウォンです。
先ず、小皿が出てきます。おかわりもしてくれます。
この焼き魚・・・、あっさりしていて美味しいです。
ドジョウはすり潰されているためヌルっとした姿はありません。
完食です・・・・・
ドジョウを使ったチュオタンは昔から庶民がよく食べた伝統健康食で時期的には秋が一番美味しいそうです。
その理由は冬眠の準備をするため夏の間中いっぱい食べて太るからとのことです。
この時期のドジョウはたんぱく質が豊富でカルシウムやビタミンA・B・Dが多いので精力増進、強壮剤として有名。
韓国の民間療法ではドジョウは痔や関節炎の治療にも使われ、特に陰萎症にドジョウを茹でて食べると良いと昔からよく食べられてきたスタミナ食。
でも中にはドジョウがちょっとグロテスク・・・という思いから食べるのを躊躇してしまう人も多いとか。
チュオタンは、やわらかく煮込んだドジョウをすりつぶして使うものと、生きたままのドジョウをそのまま鍋に入れて煮るものと大きく分けて2タイプあります。
また地方によっても作り方が少しずつ違い、慶尚道(キョンサンド)では煮込んだドジョウをすりつぶし、それに湯がいた白菜やワラビ、里いもの茎、ネギ、ニンニク、山椒を入れて作る。
一方全羅道(チョルラド)では味噌とエゴマの汁を入れてとろみのあるスープを作り、山椒を入れて辛めの味付けに。
またソウルでは内臓や骨などで作っただし汁に豆腐、キノコ類、ズッキーニ、ネギ、ニンニクなどを入れて煮込んでから山椒を入れ、別に火を通しておいたドジョウを入れていっしょに煮ます。