在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の機関紙「朝鮮新報」は9日、北朝鮮が内閣責任制と内閣中心制を強化していると報じた。
同紙は、北朝鮮が国家経済の潜在力を最大限引き上げるために秩序を正し、適切な方策を取っていると紹介した上で、「経済事業と関連した問題を徹底的して内閣と合意の下で解決する内閣責任制、内閣中心制を強化している」と伝えた。
また北朝鮮メディアが経済機関を視察する崔永林(チェ・ヨンリム)首相の様子をほぼリアルタイムで報じていると指摘した上で、「中央政府から地方に至るまで、党委員会は内閣と各行政経済機関が経済事業の担当者として自らの役割をしっかりと遂行できるよう後押ししている」と報じた。
これまでと異なり、内閣を経済部門の「担当者」として掲げている点は注目すべき変化だ。
同紙は「経済活性化に向けた努力が従来とは違う次元で強調されている。紆余曲折があっても、迷わず大胆に人民のための任務を推進しようとする雰囲気がある」と紹介した。
「大胆に推進しようとする雰囲気」については、新経済政策が失敗する度に実務者に責任を押し付けてきた従来とは対照的だ。
北朝鮮は03年の経済改革や09年末のデノミネーション(通貨呼称単位の変更)が失敗した際に更迭や粛清を行ってきた。
日本と北朝鮮の局長級会合が15、16日の両日にモンゴル・ウランバートルで開催される。北朝鮮の朝鮮中央通信が9日、報じた。
同通信は「会談では両国間の関係改善に向けた懸案が協議される」と伝えた。
北朝鮮外務省の宋日昊(ソン・イルホ)朝日国交正常化交渉担当大使、杉山晋輔外務省アジア大洋州局長が出席する見通しだ。
日本側は議題に拉致問題を含めたい考えだが、北朝鮮が応じるかは不透明だ。
日朝の政府間協議は4年ぶりとなった今年8月の中国・北京での課長級会合以来となる。
韓国統一部は9日、北朝鮮への水害支援物資の配分監視問題を協議するため、非政府組織(NGO)「ワールドビジョン」の訪朝を承認したと明らかにした。
ワールドビジョン関係者5人は12日、南北出入事務所を経由し開城を訪れ、北朝鮮の対韓国経済協力窓口である民族経済協力連合会と会合を開く。会合では9月、ワールドビジョンが水害支援物資として届けた小麦粉500トンの配分を確認する問題について話し合う。
バドミントン国家代表のイ・ヨンデ(24)が熱愛事実を公開するなか、交際相手の女優ハン・スヒョン(23、本名ピョン・スミ)もこれを認めた。
ハン・スヒョンの所属事務所のスターブラザーズ・エンターテインメントは9日、韓国のあるメディアを通じて「ハン・スヒョンがイ・ヨンデの交際相手だ」と明かした。所属事務所側は「契約して3カ月しか経っておらず、写真が流出した後に熱愛の事実を知った」とし「まるで広報目的で公にしたと移ることが心配され、注意を払っている」と明かした。また俳優のシン・ヒョンジュンと同じ所属事務所ではあるが、ドラマ『カクシタル』に出演した事実はないとした。
今月8日、オンラインコミュニティー掲示板には「イ・ヨンデの交際相手」というタイトルで写真が掲載されていた。該当写真にはイ・ヨンデと女性がプールで仲良く過ごしている様子を収めたものだった。過去にイ・ヨンデが彼女はいないと話していた点からネットユーザーはいぶかしがっていた。
騒ぎが大きくなると、イ・ヨンデ側は「1歳年下の大学に通う平凡な学生」と公開した。ハン・スヒョンは15日に公開される映画『樹木葬』に出演している新人女優だ。