外国人観光客1000万人時代の開幕が秒読みに入った。K-ポップ、日中対立、日本原子力発電所事態のような内外の大型好材料により、今年は韓国観光産業が“大当たり年”として記録される展望だ。
文化体育観光部と韓国観光公社は2日、最近の観客数を分析した結果、今月20~22日頃、今年1000万人目外国人観光客が入国すると見られると明らかにした。
観光公社関係者は、「9~10月観光客が大きく増え、今月中、史上初めて1000万人突破が確実視される」と話した。
観光公社によれば、今年に入って、9月末まで外国人観光客は844万人で昨年より19%増えた。7月には史上初めて、月間外来観光客が100万人を突破することもした。この傾向ならば、年間観光客は昨年979万人より大幅に増えた1130万人線を記録する展望だ。
特に中国観光客は昨年より30.0%も増えた。日本観光客も19.5%も増えた。観光客1000万人は韓国が観光先進国に本格進入できる基盤をそろえることになったという意味を持つ。
外国人観光客1000万人を越える国は世界的にも20カ国を越えない。1130万人の観光客を誘致する場合、韓国は外国人観光客規模で世界17、18位圏に上がることになる。
文化部のある関係者は、「1000万観光客突破は韓国観光産業が一段階のぼる重要な事件」と意味を付与した。
観光公社は韓流と中国・日本観光客急増を主要原因に挙げた。観光公社側は、「K-ポップを中心にした韓流ブームが観光客増加に多いに役に立った」として、「国内観光産業の発展で全方向的な産業関連効果を上げることになるだろう」と分析した。
観光公社によれば、今年ショッピング・美容を目的にする中国人個別観光客が大きく膨らみ、中国発クルーズや飛行機のチャーター便数も急増した。
日本高に助けられて、日本人観光客も着実に増加した。
韓流ブームはもう日本・東南アジア国家に限定されないで、欧州・南米まで拡散し、韓国に対する全般的なイメージを改善するのに役に立ったとのことが観光公社の説明だ。