ポスコ、現代製鉄、東国製鋼、東部製鉄の韓国鉄鋼メーカー4社が、23~24日にソウル市内のホテルで世界鉄鋼協会の理事会と執行委員会を共同開催する。
執行委員会は同協会の最高意思決定機関で、鄭俊陽(チョン・ジュンヤン)ポスコ会長を含め鉄鋼メーカーの最高経営責任者(CEO)15人で構成されている。理事会は、年間粗鋼生産量200万トン以上の鉄鋼メーカーCEOが構成員となっている。
理事会には、約20カ国・40社の鉄鋼メーカーCEOをはじめ関係者約100人が出席し、世界鉄鋼産業の現状を確認するとともに、発展方向を模索する。
世界経済の成長が鈍化し、原材料価格が上昇したことを受け、昨年は韓国企業の経営状況が悪化したことが分かった。
韓国銀行(中央銀行)は23日、企業1663社を対象に行った報告書「2011年企業経営分析(速報)」を発表した。それによると、昨年、韓国企業は成長が鈍化し、収益は下落。負債が増え、利子負担能力も低下した。
成長指標となる企業の売上高増加率は2010年の16.9%から昨年は14.1%に減少した。特に、製造業のうち、電機・電子の増加率は20.8%から3.4%に急減した。運輸業もまた、世界景気鈍化で27.7%から1.6%に急減した。
総資産増加率も製造業・非製造業ともに振るわず、10.5%から8.3%に減少した。有形資産増加率は製造業を中心に8.4%から8.2%に小幅減少した。
収益指標となる売上高営業利益率は原材料価格の上昇で売上原価と販売管理費の割合が拡大し、前年より1.8ポイント減の5.4%を記録した。
営業収益で金融費用を負担できる能力を示す利子保障比率は420.8%で、前年502.1%より大幅に減少した。金融費用の負担は減ったものの、売上高営業利益率が大幅に減少したためだ。
負債比率は前年の95.0%から99.4%に高まり、借入金依存度もまた24.3%から25.3%に小幅上昇した。
韓国銀行は「ユーロ圏の財務危機で世界経済成長が鈍化し、原材料価格が上昇するなど外部要因のため、企業経営が悪化した。しかし、米国や日本などに比べればそれほど悪くない」と評価した。
韓国の所得上位1%が所得全体の16.6%を占めることが分かった。 経済協力開発機構(OECD)のうち米国(17.7%)の次いで高い数値だ。 それだけ貧富の差が激しい。
韓国租税研究院は22日、韓国の所得上位1%の年間所得は38兆4790億ウォン(約2兆8000億円)で、全体(231兆9560億ウォン)の6分の1を占めると明らかにした。 上位1%の基準は年間所得金額1億ウォン以上で、18万人と推定された。 これは06年の国税統計年報を分析した結果だ。 所得税資料を利用して、韓国の上位1%を分析したのは今回が初めて。
租税研究院の関係者は「現在、上位1%の年間所得は1億ウォンより高いはず」とし「正確な金額は国税庁の課税資料公開制限のため把握するのが難しい」と述べた。 また「OECDが公開した上位1%の最新資料も00-08年とそれぞれ違う。他国との客観的比較に使える信頼性が高い唯一の資料が06年の国税統計年報」と説明した。
OECD主要19カ国(韓国除く)は上位1%が全体所得の平均9.7%を占めた。 19カ国のうち韓国よりも貧富の差が大きいのは米国だけだった。 米国の上位1%は年間所得33万5861ドル(3億8300万ウォン)以上で、全体所得の17.7%を占める。 3位は英国(14.3%)、4位はカナダ(13.3%)だった。 日本(9.2%)、豪州(8.8%)は調査国の平均を下回った。
これは、「韓国は所得不均衡がそれほど深刻でない」という一般的な認識を覆す結果だ。 韓国は所得分配の不平等度を示すジニ係数(仮処分所得基準)が0.315で、OECD国家の平均(0.314)水準。 このため韓国の所得不平等は平均並みと評価されてきた。 チョ・ウォンドン租税研究院長は「ジニ係数のようにアンケート調査に基づいたデータには超富裕層の標本が抜けるため、不平等度が実際よりも過小評価された」と説明した。
韓国の上位1%は税金も多く出している。 06年に上位1%が出した所得税は計9兆131億ウォンで、全体の43.9%だった。 英国(24%)や米国(40%)よりも高い。 韓国が英国・米国に比べて所得が多くなるほど税率がさらに高まる税金構造ということだ。
では上位1%はどういう人たちか。 中央日報は統計庁「2011年家計金融調査」を分析した。 その結果、上位1%は平均年齢51.3歳の男性で、 年間所得は平均3億3728万ウォン(約2400万円)だった。 職業は主に専門職(32.4%)または管理者(24.8%)で、保有する資産の総額は平均22億1352万ウォン、うち74%が不動産だ。
最近、韓国を露骨に非難している北朝鮮が、ついに「近いうちに対南特別行動を開始する」と明らかにした。
23日の朝鮮中央通信によると、朝鮮人民軍最高司令部特別作戦行動班はこの日の通告で、「万古逆賊、李明博ネズミXX群れに対するわが軍隊と人民の怒りは天にまで達した」と明らかにした。
また「4月20日にはソウル江北区水踰洞(カンブクク・スユドン)のネズミXXらの巣窟である統一教育院に現れ、今の北にはパンだけでなく個人の自由と人権も必要だとして、われわれが核・ミサイル開発の意志を変えなければ北の体制変化に注目する方向に進むべきで、北側住民の生活を改善するには協同農場を解体して農地改革を実施させなければならないと、またもおこがましいことを言った」と述べた。
また「19日には傀儡国防科学研究所というところに現れ、みずぼらしい数基のミサイルを触りながら、それらが神聖なわが共和国のどこでも即刻打撃できる精密性と威力を持っていると騒いだ」と主張した。
保守メディアに対する誹謗も続いた。 「逆賊一味の侍女に転落して久しい保守メディアはネズミXX群れの醜悪な妄動をそのまま世論化する醜態を見せている」とし「ソウルの真ん中にある東亜(トンア)日報とKBS(韓国放送公社)、MBC(文化放送)、YTNのようなメディアまでが加担している」と伝えた。
さらに「特別行動は一度開まれば3、4分、いやそれよりも短い時間に、これまで見たこともない特異な手段とわれわれのやり方で、すべてのネズミXX群れと挑発の根源を焦土化してしまう」とし「われわれの革命武力は口先だけの言葉を知らない」と締めくくった。
世界有数の自動車見本市、北京モーターショーが23日、中国北京市で開幕した。同モーターショーには世界各国のメーカー2000社以上が参加し、韓国メーカーも現地に合わせた新車やエコカーを展示した。
現代自動車のブースでは中国消費者の趣向に合わせた準中型セダン「中国型アバンテ」が目を引く。「Wind Craft」をコンセプトにした同車は、標準より全長と高さが、40ミリ、10ミリそれぞれ大きい。1.6リットルモデルの最高出力は127.4馬力、最大トルクは15.9キログラム・メートル。1.8リットルモデルは最高出力が146.1馬力、最大トルクは17.8キログラム・メートル。中国の第3工場が今年下半期(7~12月)に稼動を開始するが、それに合わせて生産される。
現代自は「中国型アバンテ」のほか、次世代新概念スポーツ多目的車(SUV)モデル「サンタフェ」の新型も中国市場に投入する。
ブースには走行距離の延長に成功した電気自動車(EV)のコンセプトカー「アイオニック(i-oniq)」や「ソナタハイブリッド」のほか水素エンジン車などのエコカーも並んだ。
現代自は今年、中国進出から10年になる。第3工場が完工する今年は年産100万台体制を構築することになり新たな飛躍を期している。
一方、起亜自動車は中国人のライフスタイルに合わせて開発したミニバン「カーニバル(現地名:Grand VQ-R)」を展示した。同車は第3世代コモンレールシステムを採用しR2.2リットルエンジンを搭載。最高出力は197馬力、最大トルクは44.5キログラム・メートル。燃費(中国基準)は8.1リットルで100キロを走行できる。
同車は独自開発した6段自動変速機を搭載している。韓国で生産し、9月から中国での販売を開始する。起亜自はほかに、自動車向けの次世代情報提供サービス「テレマティクスサービス」の中国版も公開。今年下半期に中国型「K5」に初めて同サービスを用いる計画だ。
起亜自は展示会で、電気自動車(EV)の「RAY EV」や「K5ハイブリッド」などを展示した。同社は今年の中国販売での目標を前年の約43万台から30%以上増加を目指す。今年に入り3月末までの販売は前年同期比14.7%増の11万台以上だという。
李明博(イ・ミョンバク)大統領は23日に青瓦台(大統領府)で開かれた首席秘書官会議で、「警察庁長が新たに任命されるのを機に、内部の不正を暴き、国民の生命と財産を守るという警察の基本姿勢をあらためて確立すべきだ」と述べた。秘書官らに対し、外部の意見を取り入れながら、警察の基本姿勢に対する改革案を画期的に一新するよう指示した。朴正河(パク・ジョンハ)報道官が伝えた。
李大統領の発言は、京畿道水原市で発生した女性拉致・殺人事件の対応不手際、警察官の収賄事件などで警察への批判が相次いでいることを受け、対策を講じるよう指示したもの。
警察庁は先ごろ、内部不正告発者の褒賞・昇進を保障し、監察機関を改編することなどを柱とした「警察の不正根絶案」を報告した。
女性スターの幼少時代の姿が話題になっている。
23日、あるオンラインコミュニティー掲示板には「女性芸能人たち、幼少時代から今まで」というタイトルのコメントともに数枚の写真が掲載された。
写真の中ではAra(アラ)、ムン・グニョン、BoA(ボア)、少女時代のユナ、ハン・イェスルらの幼少時代の姿が見える。看護婦の服装のAra、韓服を美しく着こなしているムン・グニョン、モルタルボードをかぶったハン・イェスルやBoAまで皆、今と大きく変わらない姿だ。全員、子供の頃からその地域をたやすく平定していそうな美貌だ。
ネットユーザーは「やはり世の中は不公平だ」「幼い頃からすでに今の表情が見える」などの反応が寄せられた。
23日に転役した俳優のイ・ワン(28、本名キム・ヒョンス)が、実姉のキム・テヒ(32)に寂しい心の内を伝えた。
2010年7月12日に忠清南道(チュンチョンナムド)の論山(ノンサン)陸軍訓練所に入所したイ・ワンは、この日午前9時、ソウル竜山(ヨンサン)の国防広報院で転役式を行った。イ・ワンは「姉は家も近いのに面会に一度も来てくれなかった」とし「昨日も電話をしたのに転役の話はしないでコンピュータが壊れたとかそういう話だけをしていた」とし、姉への物足りなさを伝えた。
軍服務中、キム・テヒから助けられたことも告白した。彼は「事実、姉のおかげで得もした」とし「服務中、姉のサイン2000枚を全部配った。そのおかげで軍生活がやりやすくなった」と笑った。転役の感想については「実感がわかない。妙な気分がする」と伝えた。
一方、イ・ワンは復帰作を検討中だし、しばらくの後、演技活動を再開する計画だ。
人気女優イ・ヨンエが女性朝鮮」5月号の独占インタビューに応じ、自身の育児や結婚について語った。
イ・ヨンエは双子の育児について、「息子は1年間母乳を与え、娘にはまだ母乳を与えています。最近環境汚染などの影響で食品が心配なので、子どもたちに食べさせるものについては自分で作っています」と語った。また、今年6月には子供たちの情操教育のため、森と渓谷がある場所へ引っ越しをして、子どもが入学する前まで住む予定であると明かした。
気になる芸能活動再開の時期については「当面は育児に専念したい」と答えた。
突然の結婚については「20-30代は、公開することなく仕事をしました。仕事をしていると、ひと山越えると、もうひと山、さらに高い山の連続でした。望んでいた高みではなくても、自ら満足できる20-30代を過ごし、考えるべき時に至り、結婚すべき時が来たと感じました」と答えた。
ソン・ジュンギはアジア・ファンミーティング・ツアーをスタートさせる。
ソン・ジュンギは自身を応援してくれる各国のファンに応えようと、28日のタイを皮切りに7月までシンガポール・上海・香港・台湾・ソウルを順に訪れ、計6回のファンミーティングを開く。特に、ツアーの開幕となるタイのファンミーティングでは、現地ファンの熱狂ぶりを証明するかのように、公演会場のパラゴン・ホール約2000席がファンで埋まるものと予想されている。
それだけでなく、5月に行われるシンガポールと上海のファンミーティング、6月に行われる香港のファンミーティング、7月に予定されている台湾のファンミーティングも、早くも現地ファンの期待を集めている。
ソン・ジュンギは現在、映画『オオカミ少年』の公開を控えているところだ。