鉄卓のブログ「きままに」

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「777段」に会う【JR九州八代駅 鉄卓のフォト・ウォーク2020-12】

2020-11-24 | JR九州ウォーキング
2020年11月23日(月・祝)

今日は、鹿児島本線八代駅(熊本県八代市)。



「SL鬼滅の刃号」を見物する人で喧騒するであろう熊本駅を早々に出発し、南へ。



八代駅は肥薩線の始発駅。ホームへ入るとこれが目に入る
肥薩線は7月の「令和2年7月豪雨」で大きな被害を受け、八代駅と吉松駅(鹿児島県)間は不通となって、復旧の目途はたっていない。
早急の復旧を祈願する。



八代の11月23日は、ユネスコ無形文化遺産「八代妙見祭」のメイン行事神幸式(お上り)が行われる日。
今年はコロナと7月豪雨で八代地域も大きな被害を受けたため中止に。



JRと接続する「肥薩おれんじ鉄道(旧鹿児島本線)」も、7月の豪雨で大きな被害を受けたが、11月に全線開通している。



JR貨物の八代駅も隣接している。肥薩おれんじ鉄道で鹿児島へ荷物を運ぶ。



水無川の川沿いを歩いた後、何度か左折、右折する。







妙見宮参道へ出て、妙見宮へは入らず右折し「砥崎河原」へ。
祭があっていれば、砥崎河原では、演舞や馬追いが披露される。
階段は早くから場所を確保した人でいっぱいになる。
川の中を水しぶきを上げながら駆け抜ける馬追いはカメラマンの腕の見せ所。
しかし、今日はウォーカーがちらほら歩いているだけ。



水無川沿いを歩いていく。









「八代妙見宮中宮跡」へ。平安時代の27年間、この地に妙見宮があった。
上宮跡は海抜400mの横嶽の頂上にある。
下宮は現在地の妙見宮。



中宮跡にある名水百選に選ばれている水。水汲みしている人がいた。



中宮跡を折り返し、「懐良親王御陵」へ。
南北朝の時代、後醍醐天皇の皇子・懐良親王は、征西将軍となり九州における南朝方の中心として活躍した。





先へ進む。幾つか目のお宮。



妙見宮の横に出て、お宮へ。



祭が中止になり、寂しそうに見える。



占いによって神幸行列のお面の順番が決まり、翌年の天気を告げるそうだ。
先頭が緑の水王なら翌年雨の多い年になるという。



妙見宮を後にして、「薩摩街道」を歩く。





いよいよ、「東片自然公園」の777段の石段。
JR九州ウォーキングや八代国際スリーデーマーチで何度かここへきているが、石段を上ったことは無い。
今日は上ろう。



上を見ると石段ばかりで気持ちが萎える。目の前の石段だけを見ながら、疲れが出てきた足を黙々と上げる。
半分以上は上がっただろうか、休憩所があって一息つく。



また、黙々と上る。六百段の標識。もう少し。気力を振り絞る。



やったー、頂上。

足はふらふら。眺めは抜群。

球磨川方面。



スタートした八代駅方面。



ゴールのある新八代駅方面。



堪能して、下ろう。

一眼レフカメラはリュックの中に入れる。

あと20段ほどで頂上かというところから右に入ると、「聖徳太子堂」がある。
寄ってみる。

掃除をされている方がいたので伺ったら、町内で持ち回りでお世話をしているとのこと。
750段ほどの石段を上り下りしてお世話されているようだ。



下りは石段の下を見るのが怖い。前を行く人の背中と目の前の石段だけを見て足を運ぶ。

長い階段をようやく下り終えた。ほっ。
下ってきた石段を見上げ、バッグから出したカメラを構える。



さて、ゴールへ向かおう。





もう、階段はいらんよ。



「晩白柚」は八代の名産品。



「イ草」も八代の名産品。





「松中信彦スポーツミュージアム」は入ったことがあるのでパス。



新八代駅東口にゴール。



新八代駅内のくまモン。
毎年、10月には「やつしろ全国花火競技大会」が開催されるが今年は中止。



中宮跡を折り返したあたりで、ウォーキング仲間のKさんと会った。
Kさんには、ゴールまで年寄に付き合っていただいた。有難うございます。駅でお別れ。

駅の西口には「がめさん公園」がある。がめさんとは妙見祭の人気者亀蛇のこと。
ゴールの後、「八代よかとこ物産館」で買ったお弁当にkioskで買ったビールをもって公園へ。





777段を上ってのビールは美味い。
今日のウォーキングを終える。


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