鉄卓のブログ「きままに」

「写真」「ウォーキング」「旅」「縄文」をきままに楽しく。
(本ブログに掲載している写真の無断使用・転載を禁じます。)

「『不弥国』王の墓」に会う【JR九州宇美駅 鉄卓のフォト・ウォーク2019-3】

2019-04-15 | JR九州ウォーキング
2019年4月13日(土)

今日は、博多駅から福北ゆたか線で長者原駅、乗り換えて香椎線の終着駅・宇美駅(福岡県糟屋郡宇美町)へ。


(今日のマップ)

9時半前にスタート。


(宇美駅)

今年は桜の花の寿命が長い。


(宇美川)

「宇美の織の里もりおーる」で工場見学。シルクのハンドタオルを買った。


(もりおーる)


(もりおーるの工場)

線路の上の橋を通ろうとしたら、踏切に列車が近づく音が聞こえる。しばらく待つと宇美駅を出た香椎駅行きの「DENCHA」が通過。


(香椎駅行き「DENCHA」)

少し歩いて、高台にある「宇美公園・コヤスファーム」へ。公園一帯は5世紀頃古墳が幾つかあって神領古墳群を成している。


(宇美公園)


(宇美公園)

降りて行く途中に、ソフトクリームの販売に列が出来ていたので並んだ。ヤギミルクソフトはあっさりしていて美味しい。ほんの少し昔懐かしい味もする。20円引き。


(ヤギミルクソフトの販売車)


(メニュー)

裏から上った公園を表の入口から下りて、後にする。1週間に歩いてみたかったなぁ。


(公園を後に)


(道沿いで)


(道沿いで)


(道沿いで)

旧国鉄勝田線跡の緑道を歩いていくと、小高い丘が見えてくる。近づくと古墳。


(光正寺古墳)

古墳への上り口はヤエザクラがほぼ満開。


(ヤエザクラ)

光正寺古墳は出土品から3世紀後半の古墳で、糟屋郡内最大の前方後円墳。「不弥国=ふみこく」の王の墓とも考えられている。

「魏志倭人伝」には、邪馬台国への道のりを、「対馬国」→「一支国」→「末盧国」→「伊都国」→「奴国」→「不弥国」と書かれている。奴国は、博多湾から春日市辺りの福岡平野一帯と考えられていて、宇美町はその隣に位置する。

奴国の中心地とされているところには、春日駅からのJR九州ウォーキングで訪れる「春日市奴国の丘歴史資料館」が建っている。最寄りのJR駅は南福岡駅。宇美町から南福岡駅間は路線バスで行き来できる。


(光正寺古墳)


(説明板)


(古墳の上からヤエザクラ)


(整備された旧勝田線跡の緑道・古墳近くで)

古墳を後に。「萬代酒工房」で、娘へちょっと奮発。


(道沿いで)


(萬代酒工房)

萬代酒工房のすぐそばにある「宇美八幡宮」は、神功皇后が応神天皇を出産したといわれる地。敏達天皇の時代(572年~586年)に創建されたと伝えられている。

生まれて30日位の子供を抱いてお参りする人も多い。


(宇美八幡宮)


(宇美八幡宮)

大正11年指定の天然記念物「湯蓋の森」。


(宇美八幡宮「湯蓋の森」)

根元には次のことが書かれている。


(宇美八幡宮「湯蓋の森」)

宇美八幡宮を後にする。


(道沿いで)

12時前ゴール宇美駅へ。受付時に貰ったマップはいつもあまり見ないで歩く。時々、寄り所を見逃す。今日も「歴史資料館」などを見逃した。


(宇美駅)

神功皇后は、新羅より帰還したのち、出産場所を宇美(当時の地名は蚊田)と定められ、香椎から宇美八幡宮の地に移られ出産されたと伝えられている。

12時4分の香椎駅行きに乗車。電化区間では充電し非電化区間では充電した蓄電池の電気で走行する「DENCHA」で帰路。今日はビール無し。