たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

年の瀬も押し迫り 畑へ Go! 

2020年12月27日 15時50分28秒 | 畑日誌(見様見真似の野菜作り)

毎年のこと、
正月もさして変わらぬ老夫婦、
特別の準備をするわけでも無しのわが家だが
年の瀬が押し迫るこの時期になると
気分だけは あれやこれや・・・、
やっぱり忙しなくなる。

元農家だった地元のFさんから借りている畑地で
長年、ど素人の趣味で 野菜作りを続けているが、
今年は 大根、白菜、ホウレンソウ等 秋冬葉物野菜が 
いつもより好調。
すでに ウチ用、お裾分け用に 収穫しているものの、
需要?が 供給?に 追いつかない。
在庫?オーバー状態だが 
収穫しないでいるわけにはいかず・・、
午後になって、やおら 重い腰を上げ、
畑へ Go!、

大根2本、1本はお裾分け用に・・・。

ホウレンソウ

 

サラダ菜

サニーレタス 初収穫

 

 

 

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2020年泳ぎ納め

2020年12月26日 21時30分09秒 | スイミング

(日没後の北西方向、奥多摩の山並み)

今日の当地、日中の気温は 11度前後まで上ったようだが、
日が傾き出すと たちまち低下、夕方には 3~4度、
空気は乾燥しており、放射冷却で
明朝の気温は 氷点下になること必至。


寒!、寒!
腰の具合もイマイチ・・・、
冷え込み厳しい夕方になってから
出掛けるってかなり億劫になってしまうけど、
今日も ほとんど動いていないし、
こんな日こそ、泳いでくるべし・・・、
やおら重い腰を上げ
19時~20時のスイミングクラブ成人クラスレッスンに出席、
先程帰って来たところだ。
12月第4土曜日、
今日は E指導員によるバタフライ中心のレッスンだったが
明日27日から1月3日まで 年末年始休館になるため 
今日が 2020年最後のレッスン日
泳ぎ納めだ。
少人数のため 密集、密接も無し、
男性ロッカー等は 誰とも行き合わず
スリッパ、ロッカーのキーに至るまで消毒、
指導員は プール専用マウスシールド装着、
館内密閉無し、新型コロナウイルス対策万全で、
なんとか 2020年を締めた感だが
感染拡大第3波急加速している状況、
雲行きが怪しくなってきており
果たして このまま 来年も出来るのだろうか。
一抹の不安が漂っている。
今日のM4グループ出席者は 女性7人、男性3人。
文字通り 裸の付き合い?、
細く長く続いている泳友たち
「来年も よろしく・・」を 言い合って
解散してきたが・・、

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川柳で笑って忘年令和2年 「シルバー川柳」傑作選 その5(再)

2020年12月26日 08時15分38秒 | 川柳・俳句・五七五

公益社団法人「全国有料老人ホーム協会」が 2001年に 設立20周年を記念してスタートさせた「シルバー川柳の公募と入選作品の発表」。毎年9月の発表を楽しみにしている類で、「入選作品」を 当ブログ上でご紹介することについても 同協会のご承認をいただいている。
新型コロナウイルス感染拡大第三波が急加速し、忘年会、新年会も中止、旅行、帰省も自粛、各種イベントも取り止め、縮小・・・、迎える年末年始は 過去に経験したことのないようなさびしいものになりそうだが、せめて 川柳で笑い飛ばして 年を越したいものだ。
川柳の達人達の傑作、何度でも笑えてしまう「シルバー川柳」、改めて 
過去の入選作品の中から 独断と偏見、お気に入り作品を ご紹介させていただくことにする。

川柳で笑って忘年令和2年

(ネットから拝借無料イラスト)


バラに似て妻も花散りトゲ残し (男性・65歳)

美しく老いよと無理なこと言うな (男性・81歳)

定年で田舎に戻ればまだ若手 (男性・64歳)

五十年かかって鍋と蓋が合う (男性・76歳)

証人が一人もいない武勇伝 (男性・30歳)

置き忘れ知られたくなく大掃除 (女性・70歳)

古希過ぎりゃ嫉妬もされぬ朝帰り (男性・69歳)

聞き取れず隣にならって空笑い (男性・70歳)

妬ましや妻の犬への言葉がけ (男性・61歳)

お辞儀して共によろけるクラス会 (女性・82歳)

厚化粧笑う亭主は薄毛症 (男性・58歳)

アーンして昔ラブラブ今介護 (男性・63歳)

食っちゃ寝て豚ならとっくに出荷済み (女性・83歳)

持病には医者顔負けの知識有り (男性・77歳)

日本語に通訳の要る三世代 (女性・78歳)

なぜ消える眼鏡と鍵のミステリー (女性・55歳)

腹八分残した二分で薬飲む (男性・45歳)

味の有る字と褒められた手の震え (女性・70歳)

さびしくて振り込め犯と長電話 (男性・72歳)

辞世の句なかなか出来ぬと長生きし (男性・54歳)

若者と料金同じ理髪店 (男性・52歳)

孫たちにアドレス聞かれ番地言う (女性・26歳)


「シルバー川柳」過去の入選作品、まだまだ沢山有って、切りが無い。
「川柳で笑って忘年令和2年」でのご紹介は これにて打ち切りとし、
またの機会に ご紹介させていただくことにする。

もういくつ寝るとお正月・・・、
来たる2021年(令和3年)には、
全世界で新型コロナウイルス感染が収束し
すべての人に 安寧の暮らしが戻ることを、
祈念しながら・・・。
(なんだか 天皇陛下のお言葉みたい・・)

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活を入れ重い腰上げ爺散歩

2020年12月25日 16時46分08秒 | 散歩・ウオーキング

当地 今日もよく晴れていたが 次第に やや風が強くなり、
思いの外 寒い1日だった。
家籠もりしている年寄りが 外に出る瞬間は、ブルッとしてしまう。
炬燵に入ろうものなら 尻に根が生えてしまいそうだし・・・、
午後になり 出かける用が出来たことで
やおら重い腰を上げ、
出掛けたついでに ちょこっと歩くことにした。

川べりの遊歩道、
毎度のこと、ブログネタ何かないかの爺散歩 だが、
ここのところずっとまとまった雨が降っていないため
ほとんど干上がってしまっている川には 
水鳥の姿が、ほとんど見当たらなくなっており、
やっと見つけたカワセミも コンデジを向けた瞬間、飛び去ってしまい、
なーんにも シャッター押すもの無しで、退散。
スマホの歩数計で 約8,500歩。

 

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君の名は?

2020年12月25日 08時18分39秒 | 爺さんの備忘録的花図鑑

当地 今日の日の出時刻は 6時50分頃、
日の出前の東の空、やや雲が多かったが、穏やか、
ほんのひととき朝焼けが見事だった。
今日も 好天の1日になりそうだ。

先日 妻が景品で貰った花の名前が分からない。
「君の名は?」
スマホの 花の名前教えてアプリ?に ヘルプ!
早速 回答コメントがあり
どうも 「スイートアリッサム」という名前らしいことが分った。

スマホのカメラで写真を撮り、
「教えて!」を タップするだけで
花に詳しい人達から たちまち 回答コメントをいただける・・・、
随分と 便利な世の中になったものだ。
花の名前に限らず
教えてもらっても、自分で調べても そのそばから忘れてしまう爺さん、
毎度 「君の名は?」を 繰り返しているが
この手があれば 花に疎い爺さんでも 
それなりに 知ったかぶり?が出来そうだ。

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「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)」(再)

2020年12月24日 15時17分37秒 | 懐かしいあの曲

今年も 残すところ1週間余り、
あっという間に また 1年が過ぎ去ってしまった。
加齢と共に 時の過ぎ行く速さが加速しているような錯覚さえ覚え、愕然としてしまう。
クリスマスも 無縁の老夫婦だが、
今日は クリスマス・イヴ、
若い頃に聴いていた数々の音楽が 思い浮かんでくる。
1971年(昭和46年)に 反戦歌として ジョン・レノンオノ・ヨウコ作詞・作曲で発表された楽曲、「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった) Happy X'mas(War Is Over)」もその1曲。
初めて聴いたのは いつ、どこでだったか等 記憶にないが 
いつからか心に沁みて脳裏に焼き付いてしまい、
毎年 この時期になると聴きたくなってしまう。
今年も YouTubeから共有させていただいた。

ジョン・レノンの「ハッピー・クリスマス(戦争は終わった)」

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川柳で笑って忘年令和2年 「シルバー川柳」傑作選 その4(再)

2020年12月24日 09時19分37秒 | 川柳・俳句・五七五

公益社団法人「全国有料老人ホーム協会」が 2001年に 設立20周年を記念してスタートさせた「シルバー川柳の公募と入選作品の発表」。毎年9月の発表を楽しみにしている類で、「入選作品」を 当ブログ上でご紹介することについても 同協会のご承認をいただいている。
新型コロナウイルス感染拡大第三波が急加速し、忘年会、新年会も中止、旅行、帰省も自粛、各種イベントも取り止め、縮小・・・、迎える年末年始は 過去に経験したことのないようなさびしいものになりそうだが、せめて 川柳で笑い飛ばして 年を越したいものだ。
川柳の達人達の傑作、何度でも笑えてしまう「シルバー川柳」、改めて 
過去の入選作品の中から 独断と偏見、お気に入り作品を ご紹介させていただくことにする。

川柳で笑って忘年令和2年

(ネットから拝借無料イラスト)


街鏡そっと猫背の老い伸ばす (女性・69歳)

一日は長くて一年矢の如し (女性・61歳)

その昔惚れた顔かと目をこすり (女性・76歳)

転んでは泣いてた子が言う転ぶなよ (女性・44歳)

無病では話題に困る老人会 (男性・74歳)

いたわりも耳が遠くてどなりごえ (女性・81歳)

優先席座って行き先山歩き (女性・66歳)

古希になお叱ってくれる母が居る (男性・73歳)

万歩計歩数のびるが距離のびず (男性・65歳)

驚いた惚れる(ほれる)と惚ける(ぼける)は同じ文字 (男性・82歳)

定年後引き算ばかり上手くなり (男性・77歳)

居れば邪魔出掛けりゃ事故かと気をもませ (女性・77歳)

あの世ではお友達よと妻が言い (男性・64歳)

来生も一緒になろうと犬に言い (女性・56歳)

限界だ元号三つの歳計算 (男性・55歳)

この墓も入居間近とよく磨く (男性・56歳)

遺言を書いた安堵長生きし (男性・83歳)

年寄りに渡る世間は罠ばかり (男性・63歳)

医院前紅葉マークの展示場 (女性・77歳)

食事会薬でしめておひらきに (男性・79歳)

足腰を鍛えりゃ徘徊おそれられ (男性・68歳)

(つづく)

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鵲の 渡せる橋に おく霜の 白きを見れば 夜ぞふけにける

2020年12月24日 06時41分29秒 | 懐かしい小倉百人一首

昨年、書棚に詰め込まれていた古い書籍、辞書等を大胆に整理処分したことが有ったが、その際に、多分、長男か次男かが学生時代に使っていたものに違いない、文英堂の「小倉百人一首」(解説本・参考書)が目に止まった。パラパラと ページを捲ってみたところ、なかなか詳しく、分かりやすく、子供の頃、正月になると、必ず家族でやっていた「百人一首かるた取り」を思い出して懐かしくなり、「今更、向学心?」なーんてものではなく、ブログネタに?、頭の体操に?等と思い込んでしまい、処分せず、以後座右の書にしてしまっている。「小倉百人一首」は、奈良時代から鎌倉時代初期までの百人の歌人の歌を、藤原定家の美意識により選び抜かれた秀歌であるが、時代が変わっても、日本人の心情が呼び起こされるような気がする。
今年も残すところ1ケ月、師走に入り、初冬から本格的な冬を迎える。「小倉百人一首」で、季節を詠んだ歌の中では 「冬」を詠んだ歌は非常に少なく、一般的には、6首のみとされているようだ。「雪」や「霜」、「白」等という文字が含まれている歌が多く、「冬」の印象的な風景が詠まれているという。今回、「冬」を詠んだ歌を取り上げてみることにした。

(ネットから拝借画像)


百人一首で「冬」を詠んだ歌 その6

鵲の 渡せる橋に おく霜の
白きを見れば 夜ぞ更けにける

出典
新古今集(巻六)

歌番号

作者
中納言家持(ちゅうなごんやかもち)

歌意
(1)
見上げると 天の川のかささぎが渡したといわれる橋のあたりは
霜がおりたように白い。もうすっかり夜が更けたことよ。
(2)
宮中の御橋のあたりに置く霜が白い。
ああ夜も更けてしまったことよ。


注釈・補足

「鵲(かささぎ)」
カラス、尾長鳥に似た鳥、
中国の伝説では 七夕の夜に翼を並べて 
  牽牛と織姫の橋渡しをする鳥。

歌意には 二つの解釈が有る。
一つは 宮中の階(きざはし)を「かささぎの渡せる橋」と
例えて詠んだものとする解釈、
もうひとつは、七夕伝説を 冬の夜空にも見える天の川から連想した、
神秘的な気分を詠んだものとする解釈。
後者の解釈を重視した方が良いと考えられる。
いずれも 冬の夜更けに対する詠嘆の気持ちが強く表現されている。

中納言家持=大伴家持(おおとものやかもち)
「万葉集」編集の中心的人物。
万葉集後期の代表的歌人。
三十六歌仙の一人。
作歌数は 470首、
古今風、優美、繊細な歌が多い。
父親は 大伴氏の統領、大伴旅人(おおとものたびと)
中納言は 大臣・大納言に次いで国政を司どる重要なポスト。

川柳 

かささぎの橋を越えると天の原
    百人一首で 歌番号6「かささぎの・・」の次、歌番号7は
    「天の原・・・」(阿倍仲麿)で その順番のことと
大空の散歩を掛けた 洒落た句。


参照・引用
小野谷照彦著 解説本「小倉百人一首」(文英堂)


「百人一首で「冬」を詠んだ歌」・・(おわり)
   

 

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宗旨替え?

2020年12月23日 17時22分11秒 | スイミング

2020年(令和2年)も 残すところ1週間余りになってしまったが、 
基本 家籠もりの暮らしをしているせいか
いつものような歳末感が まるで漂ってこないような気がしている。
新型コロナウイルス感染拡大が急加速しており
この分だと 迎える年末年始は 
これまで経験したことの無いようなさびしいものになりそうだ。
それでも 気を取り直して
年内に済ませたいことを、ひとつづつ片付けて・・・、
気持ちだけでも すっきりとし 新年を迎えたいものだ。


12月第4週水曜日、
今日は 1日中 快晴だったが、
ほとんど 動いていなかったし・・・、
いかん、いかん
体調イマイチだったが
こんな日は 泳いでくるべし、
やおら重い腰を上げ
19時~20時のスイミングレッスン成人クラスレッスンに出席
先程帰ってきたところだ。
今日は M指導員によるバタフライ中心レッスン、
ウオーミングアップ、クロール 100m、
4種目 バタ足、キック、50m✕4本から スタート
毎度 基本、基本の繰り返しだが
特に ストローク、姿勢を
チェックされた。
レッスン終了後も居残り
クロール 50m✕10本、4種目 25m✕4本、
なんとか 泳ぎ切って引き上げてきた。


泳いで帰った後の遅い夕食には、
毎度、格安缶ビール(第3のビール)(350mm)を 
ささやかな楽しみにしている爺さんだが、
先日 我が家の財務大臣から、
大量に残っている自家製「梅酒」を 出来るだけ飲んで欲しいと
要請された。


猫の額の庭で大きくなり過ぎ、手に負えなくなった梅の木は 数年前に伐採してしまったが、伐採する前は 毎年のように 撮れた実で 梅干し、梅酒、梅ジュース、等を作っていたものだ。その内 梅酒は、消費が追いつかずどんどん溜まる一方で、大量に残ってしまっている。
せっかく 作ってあるんだから・・・、
場所もとるし・・・、
第3のビールは 値段上ったし、出来るだけ買わないようにして・・・、
とりあえず 冬の間だけでも・・・、
「ビール」やめて 「梅酒」にしたら・・・、

確かに 梅酒は ほとんど「焼酎」みたいなもの、
水割り、お湯割りで チビチビ飲んでいこうかという気になっているところだ。
「ビール」派から 「梅酒」派に 宗旨替え?
泳いだ後 本当は ビールの方が美味いんだけどなあ・・・。
質素、倹約・・・、
国民年金頼りの家計を考え・・・、
仕方無いか。

今更になってネットで調べてみると
焼酎は 大まかに分けて 連続式蒸留で造られる「甲種焼酎」と 単式蒸留で造られる「乙種焼酎」の 2種類に分類されるという。
米、麦、芋等 原料由来の風味を持つ一般的焼酎は 「乙種焼酎」、
糖蜜等を原料として出来上がった無味無臭、風味や香りが付いていない焼酎は 「甲種焼酎」。
梅酒に使われている「ホワイト・リカー」は 「甲種焼酎」に分類される焼酎。
フルーツの味や香りを活かす果実酒造りに適しており、梅酒以外でも、りんご酒、レモン酒等にも利用されるのだそうだ。

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川柳で笑って忘年令和2年 「シルバー川柳」傑作選その3(再)

2020年12月22日 08時25分20秒 | 川柳・俳句・五七五

公益社団法人「全国有料老人ホーム協会」が 2001年に 設立20周年を記念してスタートさせた「シルバー川柳の公募と入選作品の発表」。毎年楽しみにしている類だ。その「入選作品」を 当ブログ上でご紹介することについては 同協会のご承認をいただいているが 何度でも笑えてしまう「シルバー川柳」、改めて 過去の入選作品の中から 独断と偏見、お気に入り作品を ご紹介させていただくことにする。

川柳で笑って忘年令和2年

(ネットから拝借無料イラスト)


この動悸昔は恋で今病 (女性・63歳)

かじられたスネで支える身の重さ (男性・78歳)

診察券五枚で週休二日制 (男性・81歳)

病歴はなしで話の輪を外れ (男性・69歳)

老医師の過労気遣う老患者 (男性・69歳)

持たされた携帯つまりは迷子札 (男性・64歳)

いびきより静かな方が気にかかり (女性・52歳)

身内より心が通う介護の手 (男性・48歳)

忘れ得ぬ人はいるけど名を忘れ (男性・66歳)

チョイワルもチョイヨボですねと妻が言う (男性・59歳)

カードナシケータイナシ被害ナシ (女性・75歳)

化粧品ムダだと妻にまだ言えず (男性・55歳)

医者と妻急にやさしくなる不安 (男性・72歳)

八十路越え大器晩成まだ成らず (男性・81歳)

メモ帳のしまい場所にもメモがいる (男性・65歳)

まっすぐに生きてきたのに腰まがる (女性・72歳)

人生の時間減るのに暇が増え (男性・50歳)

デザートは昔ケーキで今くすり (女性・57歳)

定年で働き蜂からおじゃま虫 (女性・60歳)

威張ってた上司地域で役立たず (男性・69歳)

退職後犬の散歩で知る近所 (女性・51歳)

(つづく)

 

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