これまでも 猫額庭で咲いた花達や 散歩・ウオーキング途中でやたら撮ってきた花達等を 随分ブログに載せてきたが まるで花に疎い爺さん、どれもこれも「君の名は?」。
その都度、相互フォロワー登録している方々から教えてもらったり、自分で調べたりしてきたものだが
教えてもらっても、調べても そのそばから忘れてしまう老脳、記憶補助ツールとして その時、分かった情報を ブログカテゴリー「庭の花・野の花」等に書き留めてきたりした。
「塵も積もれば山となる」、
確認出来たものだけでも 結構な数になっていることが分かった。
一覧表にまとめておけば、「ブログ内検索」でも、「ブログ記事年月日」でも 呼び出せることに気付き、只今確認作業途中・・・。
「あれは?・・、いつ?・・、どこで?・・、えーっと?、えーっと?」
毎度 出てこない花の名前、
ブログを記憶力減退老脳に代わる記憶補助ツールと決め込んでいる爺さん、「爺さんの備忘録的花図鑑」にもなっているブログは有難い存在である。
つい先日のこと、早朝散歩・ウオーキングの途中で、
民家の庭先から道路に顔を出していた花の写真を撮ってきたが
やっぱり 「君の名は?」だった。
初めて見る花のような気がするし、
もしかしたら忘れてしまっていた花だったかも知れないが、
相互フォロワー登録している花が好き様から、名前を教えていただいた。
アケビ科の「ムベ(郁子)」だった。
ムベ(郁子・野木瓜)
アケビ科、ムベ属、常緑つる性木本植物
別名 トキワアケビ(常葉通草)
原産地 日本(本州関東以西)、台湾、中国等でも見られる。
花色 白色、淡紅紫色、淡黄色、緑白色
花には 雌雄が有り、芳香を発する。
開花期 4月~5月頃
10月頃には赤紫色の果実が出来る。
アケビの果実に似ているが ムベの果実は熟しても裂けない。
花言葉 「愛嬌」
ムベ(郁子)の果実
(ネットから拝借画像)
和名「ムベ(郁子)」の由来
西暦600年代、天智天皇が出掛けた先で長生きしている老夫婦と出会い、
その夫婦から天智天皇はある植物の果実を受け取る。
天皇はこれを食べてみて「むべなるかな」と言葉を発した。
「むべなるかな」とは「当然なことだ」という意味。
この果実を食べているのであれば 長生きするのは当然だということで
この果実の正体は「むべ」とされた。
「郁」は香りが良いこと、「子」は実のこと。