gooブログの「アクセス解析」の「アクセスされたページ」欄を、時々覗くことがある。「アクセス数」を気にしてでのことではなく、すっかり忘れてしまっているような、随分前に書き込んだ古い記事にアクセスが有ったりするのを、楽しみにチェックしている風なのだ。そんな記事に目に止まった瞬間、「エッ、こんな記事にアクセス?」と驚くと同時に、「そう言えば・・・・」、記憶が蘇り、つい、自分もクリックし、改めて読み返してみたりしているのだ。
「gooブログ」=「記憶力がまるで無くなっている爺さんの自分のための記憶補助ツール」と決め込んでいる爺さんには、「アクセス解析」もまた、便利で有難いツール、大いに活用しているという次第。
昨日のこと、数年前に、ブログ・カテゴリー「懐かしいあの曲」に書き留めていた記事、「シェルブールの雨傘」にアクセスが有ったことに気が付いた。
「おお!、懐かしい!」・・、早速、コピペ、リメイクすることにした。
そんな古い記事を、クリックひとつで引っ張り出して読んだり、加筆、訂正、修正、コピペ、リメイク等が出来るのも、ブログのメリット。従来の紙ベースの日記、日誌、備忘録、懐古録、雑記録の類では、絶対考えられないことであり、ブログを始める前までは、想像も出来なかったことである。今、出来ることは、やってみる・・、長生きした分、その時代を少しでも享受したいものだ等と、つぶやきながら・・・。
懐かしい映画と映画音楽・その63
映画「シャルブールの雨傘」と主題曲(再)
昭和30年代、40年代には、地方の小都市にも、邦画、洋画の映画館が1館や2館、必ず有ったものだ。テレビで映画を観られる時代ではなく、ビデオも無し、映画は 映画館に足を運んで観るものだった。薄給だった若い頃、おいそれと映画館通いすることは無理だったが、後年「不朽の名作」と評されているような映画は、結構観ていたように思う。
映画が斜陽産業の代名詞にもなり、映画館が身近な街からどんどん姿を消してしまった頃から、ほとんど、映画館に足を運ぶことも無くなってしまったが、映画「シェルブールの雨傘」は、かなり後年になってからのこと、夫婦で映画館に足を運び観たような気がする。その後にも、テレビに映画番組で、1~2回は観ていると思うが、ストーリーの方は、ほとんど記憶曖昧で、主題曲の方だけが、印象強く、脳裏に焼き付いている映画である。
今更になってネット等で確認してみると、
映画「シェルブールの雨傘(Les Parapluies de Cherbourg)」は、1964年(昭和39年)に、ジャック・ドウミ監督、カトリーヌ・ドヌーヴ、ニーノ・カステルヌオーヴォ等主演で製作、公開された、全編が、音楽のみ、台詞が一切無しの、画期的な形式の、フランスのミュージカル映画だった。
ミッシェル・ルグランによる、甘美なメロディの主題曲「シェルブールの雨傘」は、映画の中では、ダニエル・カーリが歌い(吹替)、同年、ナナ・ムスクーリが、フランス語と日本語で歌ったが、日本でも、様々な日本語訳で、木之内みどり、麻丘めぐみ、ザ・ピーナッツ、岩崎宏美、河合奈保子、美川憲一、いしだあゆみ、小野リサ、白鳥英美子等 多くの歌手が歌っていたようだ。
(ネットから拝借画像)
映画「シェルブールの雨傘」・サウンドトラック (YouTubeから共有)
ミシェル・ルグラン&羽田健太郎演奏の「シェルブールの雨傘」 (YouTubeから共有)
ザ・ピーナッツの「シェルブールの雨傘」 (YouTubeから共有)
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