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たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

「中学生日記より」その12(再)

2021年02月20日 09時24分17秒 | M男のあの日あの頃(the good old days)

「中学生日記より」

「gooブログ」に引っ越してくる前、「OCNブログ人」時代に 一度書き込んだことの有る「中学生日記より」を 改めてリメイクしてみようと思っているところだ。「中学生日記」とは 中学生だった頃のM男が ほんの一時期付けていた日記帳のことで 数年前に実家を解体する際に発見した、ボロボロのゴミ同然の日記帳のこと。まさに「タイムカプセル」を開けるが如くの感じで、ページを捲ってみると すっかり喪失してしまっていた記憶が 断片的に炙り出されてくる。まさか 60数年後に、ブログで第三者の目に晒される等とは 当時のM男は想像もしていなかったはずで 下手な文章、下手な文字、誤字脱字多しの日記である。


その12 「のま作り」?

昭和30年(1955年)7月15日(金)、天気 晴、
起床 6時、就床 10時5分

1限目 たきもの(薪木)の のま作り、一人3(把)づつ わら(藁)を持っていった。
2限目 
3限目 校長先生の話
4限目 

1、帰ってきて、庭の草取り(うら)(裏)
2、たきもの(薪木)のふた(蓋)をするというので 家までとり(取り)にきた。あつかった(暑かった)。

帰家(帰宅) 11時50分、

M男の通っていた小、中学校は 当時まだ 冬季の各教室の暖房は 薪(まき)ストーブだったようだ。使用する薪は 夏の間に生徒各自が 家から1本とか2本を担いで、あるいはぶら下げて 学校に持って行ったような気がする。大量に集まった薪は 校庭の隅に積んで(記憶定かでないが 確か、「ニゴ?を作る」と言っていたような気がする)、乾燥させ、冬季に使用出来るようにしていたが、その日、午前中の授業時間を潰して、M男達は その薪を積んだニゴ?に 雨除け、屋根代わりにする 「のま作り?」をしたようだ。課外授業等と称されていたように思う。
「のま?」の材料は 「藁」。その「藁」も 生徒各自 3把づつ、家から学校に持って行ったようで、M男も 暑い中、持って行ったようだ。「のま作り」は、藁の把を並べて、スベ縄で編み、屋根葺きの要領で ニゴの上に被せる作業で 多分男子生徒だけの作業。女子生徒は また別のことをしたのだろう。ほとんどの生徒の家が 農家だったからこその話であるが 
「のま作り」を終えた後には 「ご苦労さん」という意味合いだったのだろうか 校長の話が有ったようだ。帰家が11時50分と書かれており、授業も短縮で、早々下校したようだ。
昔話のような なんとものんびりした時代だった。 

薪木積み上げ風景
(ネットから拝借画像)


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