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古い写真から蘇る旅の思い出・「蘇州」その1・「留園」(再)

2024年02月26日 10時14分46秒 | 旅行記

「gooブログ」に引っ越してくる前、
「OCNブログ人」で初めてブログを始めて間のない頃に、
一度書き込んでいた記事を、今更になって、
順次、コピペ、リメイク(再編集)することにしている。


古い写真から蘇る旅の思い出
「蘇州」その1
「留園」(再)

かれこれ18年前の2005年12月に、当時、次男が駐在していた中国江蘇省蘇州市(苏州市、スージョウ、スーチョウ、英語 Suzhou)を訪ねたことが有った。まだまだ自営業を続けていた頃でもあり、時間的、経済的に余裕も無かった頃だったが、「今、行くしか無い」、「今でしょ!」と、清水の舞台から飛び降りる思いで出掛けたものだったが、海外旅行等不慣れな老夫婦、ましてや、日本語で通じる添乗員付きのツアー旅行ならまだしも、中国語たるや、「ニーハオ」、「シェイシェイ」、「ハウチー」位しか知らない類で、航空券の手配、ホテルの手配等は日本の旅行会社にしてもらい、次男には、上海浦東空港まで迎えに来てもらい、帰りには、空港まで送ってもらうまで、何から何まで次男を頼った旅だった。
ほんの数日間の中国滞在ではあったが、次男の案内で、乗り方も分からない鉄道、路線バス、タクシーで移動し、上海市や蘇州市の街中をそぞろ歩いたり、食堂や土産店に入ったり、駅の待合室で並んだり、一般の観光ツアー旅行では味わえない、貴重な体験が出来たものだった。
上海市のホテルに2泊、蘇州市のホテルに、2泊したが、蘇州市では、お目当てだった蘇州市観光を、まる1日、やはり次男の案内で忙しく訪ね歩き、大満足の旅だった気がしている。訪ねた先々で撮った写真が残っており、記憶力無しの老脳ではあっても、そんな古い写真を見ると、あの時、あの場所が、昨日のように蘇ってくる。

蘇州で、まず最初に訪れたのは、ユネスコの世界遺産に登録されている「蘇州古典園林」の一つ、「留園(リイウユエン、リユウユアン)」だった。清代の個人庭園の傑作と評され、「中国四大庭園」の一つに数えられている庭園だ。
当時の門票(入場料)は、30元(当時、約450円)。

蘇州市は、上海の西側に位置し、江蘇省東南部に位置する人口約1000万人の都市。北に、長江が流れ、北京と杭州を結ぶ京杭大運河が通るなど古くから運河を利用した水運が生活に用いられ「東洋のヴェニス」とも称され、その地の利から古くから経済の中心地として栄えてきた。
紀元前に、城壁が築かれ都となり、すでに2500年の歴史を持っており、現在はどう変わっているか不明だが、当時はまだ、「旧市街」には、新しいビルなどはほとんど無く、一方、「新市街」には、近代的なビルや高層住宅などが立ち並び、開発途上、「新」と「旧」が共存している都市というイメージだった気がする。

 

「留園」の園内風景

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「留園」のハイライトの一つ。まっすぐに天に向かって伸びる太湖石「冠雪峰」。
高さ6.5m1枚岩で、その姿は迫力がありながら、エレガントな佇まいでもある。

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庭園内には、さまざまな趣向を凝らした美しい建物が有り、
その内部には、繊細な装飾や重厚感のある調度品が設えられている。

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まずは世界遺産の庭園「留園」を見学

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当時、中国のトイレには、間仕切りが全く無い「ニイハオトイレ?」が有ると聞かされていて、「ニイハオトイレだったらどうしよう」とビクビクしていた気がするが、さすがに世界遺産の園内の公衆トイレは、最新式の水洗トイレに改装されていた。本物か偽物かは不明だったが、確か、「ToTo」の文字が見えたような気がする。
出てきてから、思わず、「水洗トイレだったよ」と、声を上げた記憶がある。
「留園」の園内を1時間程で巡って後、移動時間節約、タクシーで、「北寺塔(ベイスーター)」へ向かった。


(参考・参照)
「蘇州市公式観光サイト」
👇
こちら


(つづく)


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