当地 今日は 1日中雨降りで 家籠り、
夕方になってから
「三屋清左衛門、もう1本、録画してあるけど 観る?」
テレビ奉行の妻から声が掛かり、
先日も観たばかりだが、どうもその続編らしい。
結局 観ることと相成った。
やはり 原作 藤沢周平の時代小説「三屋清左衛門残日録」の一部を
テレビドラマ化したオリジナル作品で
その最新作 「三屋清左衛門残日録ー新たなしあわせー」だった。
今作品は 特に清左衛門の 娘奈津の憂いごとや息子又四郎の窮地に対して 一人の親として揺れる思いを紡いだ作品になっている。背景には 浅田家老等が絡む藩の不正事件や政権争いが有り、隠居の身でありながら、親友の町奉行佐伯熊太等と 隠されている真実を解き明かそうとする筋立て。清左衛門は 嬉しい結末を迎え、生きている限り、生きていればこそ 新たなしあわせとめぐりあえることを実感する。
幼き日の姿、思いも寄らず鮮やかに瞼の裏に蘇りぬ。
それぞれに齢を重ねても、変わることなく、
親はすなわち親、子は子なり、
朗報・・・、
「日残リテ昏ルルニ未ダ遠シ」
(主な出演者)
北大路欣也、優香、美村里江、金田明夫、三田佳子、小林稔侍、伊東四朗