●中高一貫校は本当にいいことなのか
中高一貫校制度は, 平成11年(1999年)に文科省によって制度化されました。それ以降も既存の私立中高は, 併設中学があり高校に無選抜で上がれるしくみはそのままですが, 11年以降は都道府県への届け出がなければ, 既存の私立や国立附属でも中高一貫校とは認 . . . 本文を読む
●都立南多摩中等教育学校
定員160名。2010年開校。多摩地区には立川国際がある。母体校は都立南多摩高等学校。前身は府立第四高等女学校。多摩地区には, 八王子東高等学校や立川高校があるが, これらに次ぐ位置にある。京王八王子駅から200mという至便さは魅力。
●都立三鷹中等教育学校
. . . 本文を読む
最新(2009)の都立高を中心とした入試情報を紹介します。
●平成22年度都立高校総合得点
数値は左から順に, 総合得点・学校名・基準偏差値・換算内申を示しています。数値は合格率60%の数値です。資料は「新教育研究会」と「進学研究会」のものです。
以下は「新教育研究会」
. . . 本文を読む
●勉強しない症候群
都立高の凋落は, 生徒供給源である公立中の質の低下と無縁ではない。学校群制度が始まると同時に都立は奈落の底へ足を踏み出した。その影響は静かに足もとから崩れるようにやってきた。ほぼ同時期から始まった本格的な少子化の波は私立の危機感を募らせた。早くから私立はその対策に東奔西走したといっていい。親方日の丸の公 . . . 本文を読む
●東京都立武蔵高等学校附属中学校
都立中御三家の中では小石川に次ぐ難関とされている。2008年に開校。同じ多摩地区には立川国際がある。開校初年の受検倍率は15.6倍に達した。2年目の今年も11.5倍とその勢いはとまらない。母体の武蔵高校は, もともと進学校として有名である。同地区では, 進学指導重点校の国立や八王子東があるので . . . 本文を読む
●算数と能力の相関に関する実証的治験
小4時における竹の会の算数の指導の初期的導入は, まず小数の和と差の計算ができるかを診る。これが, できれば次に, 小数のかけ算ができるかを診る。できなければここで「簡単にしくみを説明したレジュメ」を読ませて再度問題を課す。ここまでは, ほとんどの小4が難なくクリアしてゆく。次は, 小数の . . . 本文を読む
●都立小石川中等教育学校
都には現在7つの公立中高一貫校があります。2003年に都立高校の学区制が撤廃されました。それにともなって進学重点校が作られます。2010年には新たに4校が開校予定で, 総計11校で, 都内の公立中高一貫校の新設は終わります。
. . . 本文を読む
●東京都立富士高等学校附属中学(正式名称決定)
2010年併設型の中高一貫校として開設予定です。2010年の入学者選抜は, 10倍超が予想されます。10倍超といえば, 区立九段の激戦のすさまじさが思われます。受検者の質が高く知能が高いことを実感させたのが, 九段でした。かなりの実力者が軒並み落ちました。九段の場合は, 区外枠男 . . . 本文を読む
午前中の仕事が入り, ブログを書く時間がほとんどとれませんでした。今日は12月最初の指導日です。
寒いですが, 空は青く澄み渡っています。みんな元気に顔を見せてほしいと思います。
12月は何かと慌ただしい日が続きますが, 落ち着いてどっしりと思考することに集中してほしいと思います。
. . . 本文を読む
●御三家
都立高の御三家といえば, 日比谷・西・国立だと思います。
しかし, これもこれから都立中高一貫校で現在学んでいる子どもたちが受験をむかえる頃には, 少なからず激震があるものと推測されます。とくに都立小石川中等教育学校は脅威となるように思われます。都立全盛時代には, 戸山や青山, 新 . . . 本文を読む