「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

築地本願寺、法話2013.2.8

2013-02-08 20:47:56 | 仏教
埼玉の方の住職。出身は長崎の出身。
小芝居がかった話口調で、
演劇部経験もあるかもしれないと思わせるほど。

精進料理の話から、動物でないだいこんがもし
しゃべったらどうなるか。・・・畑に植えられている
だいこんがしゃべるという設定で、・・・
子芝居が入った。

仏法僧ということばがあるが、
それぞれ仏事、法事、僧事があるとか。
それぞれ意味があるが、最近では、
法事という言葉が一般的。
法事は各個人にとっては一番大事。

最近は、直葬が多くなったという。
たとえば病院で死んだとしたら、
死んだ体を家とか告別式場には送らずに
火葬場に直接送り、そこで葬儀を済ませるという
ものらしい。
費用的な問題などがあるため。

日本の伝統的な、お通夜、葬式は、
法事でもあり、仏教が伝わるチャンス。
そのチャンスが少なくなっている。
(早い話、仏法を広めたいというより、
 法事による収入を期待されているのでは
 ないかと思ったりする)

ある子供が飼っていた亀が死に、
葬儀をしたほうがよいのかとか聞かれ、
葬式をしてあげることにした。
葬式をしてあげたところ、今度は死んだらどうなるのかと
聞かれ、・・・
こんな風に、関心があるということは、仏法について
なんらかの縁があることだし、
こうして、法話を聞きにこられているあなたがも
なんらの縁があるんですよ。


その他・・・
合唱、礼拝(らいはい)の作法の講習も少しあった。
法事のときの僧侶に対する支払いは、気持ち次第とか・・・。
インドで火葬のシーンを直接見たことがあるらしく、
家族が直接、遺体に火をつけるというシーンは
つらい気持ちなんだろうなと言っていた。


子芝居をしながら、印象づけるという手法の法話だった。



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