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「見仏」と「札所巡り」と「仏教少々」

仏像鑑賞と札所巡りと受け売りの仏教を少し

本の紹介 超訳 仏陀の言葉 白鳥春彦著

2020-10-22 19:36:52 | 本の紹介
目に留まったフレーズをあげました。

 「延命しない」
人は長くいきようと必死になる。けれども
物事を正しく見たものは、みずからの命にも執着がない。
 「目から心に移さない」
目に入ったもの耳で聞こえたもので自分の心や情を動かさないように、そうすれば苦しみや煩悩の種になることはない。
 「業がめぐる」
他人に対して行ったことがそのまま自分に帰ってくる。
 「賢者の楽しみ」
孤独を喜べ。賢者はみな、そうしている。
 「自己を楽しめ」
外に楽しみを求めるな。自己を楽しめ。自分の変化と成長を楽しめ。
 「みずからの心を見よ」
みずからの心を見よ。自分の心が何にとらわれているのか、どんな感情に染まっているのか。世間的な憂い、貪欲がないか、よく見つめよ。
 「瞑想の深みに達する人の安楽」
瞑想の深みに達する人はこのうえない楽しみを味わう。この楽しみは娯楽などによってもたらすような楽しみではない。
 「執着しなければ悲しみは生まれない」
これは自分が持っていたものが朽ちるから悲しいのだ。
 「満足を得るために」
満ち足りた気分にひたされたければ、欲望を棄てるしかない。あれが欲しい、こうだったららいいのに、もっと儲かるはずだったのに、もっと高級なものを、、、そこに終わりはない。欲を棄てれば代わりに満足が訪れる。
 「悔いてはならない」
過去の事柄を思い返しくよくよ後悔してはならない。自己の目覚めを妨げる強い執着にほかならないのだから。
 「信仰」
信じることもまた執着。自分の信仰すら捨て去れ。
 「生き方」
よい友を持て。繁華な町の喧騒から離れ、人のいない静かな場所で暮らせ。飲み食いはつつましい量で満足せよ。着るもの、その他のものに好みや欲を持たぬように。世間の人々と同じであってはならない。

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