雑感記

乗馬の練習&日々の雑感記

1306鞍目 コロボックル

2016年06月08日 21時00分39秒 | 乗馬
最大の難敵が現れました。

この子が当たると戦意がぶっ飛びます。


コロボックル



小さい馬体の彼が・・・異様なほど大きく見えるのは私だけかなぁ????


過去、何回か対戦し、全く顎を引かない。

恐るべし。



選定で彼の名前を見るまでの私は、馬は誰~ってしっぽを振ってますが。。。。。

見た瞬間、しっぽが垂れ下がります。

今日も見た瞬間、戦意100%から急降下

過去、全部撃沈されてます。

もうこれは・・・気分的には瞬殺に近い。





そんな、いや~な感じで始まった今日の1鞍目。



気を取り直して。最近教わっている指導員さんより情報収集。

・基本、ハミ受けを嫌がることは全く変わっていない

・セリーナとはタイプは同じとは言えないが、系統的には似ている

・エンジンが温まるまではハミを持たない方がいい


・・・ということは、先日のセリーナと同じで、長手綱作戦で行こう。




乗った最初の感覚。

この子・・・右が硬い。

それも、結構硬くないかなぁ。




今日の最初の難関は・・・この子の気分を損ねない。

手綱をセリーナよりは長くないまでも。長めに持って。

ふんわり乗るよう心がけ・・・

「コロボックル様、どうぞ乗せてくださいまし~。」、「ご機嫌はいかがですか?」って感じで。



準備運動後もしばらくはまだ長手綱作戦継続していましたが・・・


勇気を振り絞って手綱をもちまして。


んでもって、顎を落とせ首を丸めろ~ってハミの入れ替えやら手綱を強く持つやら。。。あれこれ実験。

全部跳ね返され。


全く首が丸まる気配なし。

そこで駈歩の号令。

駈歩って、結構ハミ受けのきっかけになる馬が多くって期待

ハミ受けの形を作るのでは、常歩と駈歩が簡単で、速歩の方が難しいイメージ。それも軽速歩が一番難しい。



その駈歩なら!

が、期待は無残な姿を晒し・・・


うな垂れます。


私の我慢も限界が来た。

次の時間に連続騎乗する体力云々を気にせずに力勝負に。


で丸まらず。


最終手段、駈歩後の常歩での待機中に馬上からこの子のハミ近くの手綱を直接持って、下に引っ張りました。


効いた!!!

顎が下がりました


ここからです。

この子の顎が下がったり、前に伸ばされたり。

伸ばされた顎を、ハミの入れ替えで元に戻して丸い首にさせたり。


でも、丸くなったいいカーブの首を長時間維持できない。


そんな中でも、一つ気が付いたのが・・・

この子は左に向けながらハミ受けを促すと譲りがいい。

左に向けながらハミの入れ替えでチョコチョコやっていたら・・・


そうこうしている内に、チョッとしたきっかけで更に分かった気に。


以前、セリーナでハミ受けをトライしたら、最近教わっている指導員さんに手綱を一定にして決して譲らないように・・・

って教わりました。


それをコロボックルに持ってきたら・・・???


サックリ!


首が簡単に丸まり、また前にも伸ばされません


これが分かったところで、ちょうどレッスン終了。


ここで、コロボックル対処法をまとめます。

1.エンジンが温まるまでは長手綱

2.左に向けながらハミ受けさせると譲りがいい

3.手綱を一定にして、決して譲らない

4.ひとたび譲ってきても、即座に手綱を緩めず、この子がハミに納得してから緩める



こうなってくれれば、この子も私の面白い馬に仲間入りです。

当分、この子の攻略戦で楽しめそう。


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