雑感記

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平和を想う

2006年08月09日 23時08分22秒 | 日常について
インターネット百科辞典のWikipediaで色々検索していたら、先の大戦で終戦を告げる昭和の陛下の肉声・玉音放送にたどり着きました。
「朕深ク世界ノ大勢ト帝國ノ現状トニ鑑ミ・・・」に始まる玉音放送。
深く聞き入ってしまいました。
この放送をするに至った昭和の陛下の苦悩や、当時の鈴木貫太郎首相以下の内閣閣員の苦渋が見えますね。



「耐へがたきを耐へ、忍びがたきを忍び・・・」というワンフレーズしか知らなかった私。
玉音放送の全文は、私の中で平和を非常に考えさせられました。
折りしも広島・長崎の慰霊の声。
61年前の夏に想いを馳せました。


今の平和。
私も平和が当たり前という世代です。
広島・長崎の悲惨さを想うと、いたたまれません。

でも日本は加害者ですから、被害者となった国々への反省も必要。



戦場での戦死者の内、ほぼ9割が餓死という悲惨な太平洋戦争。
9割ということは銃弾に倒れた方が、ごく少数で、それ以外の死因の方が大半(補給もされずに、南方の島で飢え死にした方が大半と・・・大学時代の教授に教わりました)。
開戦時に補給についての検討は、ほぼ皆無だったようです。なるべくしてなった補給難。



戦場に非業に散っていった全ての英霊に・・・鎮魂。
平和を想う夏です。

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