雑感記

乗馬の練習&日々の雑感記

960鞍目 サイレンス

2007年04月16日 00時00分00秒 | 乗馬
1鞍目はボルドニュイ。
ボルドニュイは私は2番目に苦手とする馬です。
そして、1番苦手というのはサイレンス。
1鞍目のときは、
「同じレッスンにサイレンスも出てるな~乗ってる方は大変だろうな~」
位の認識。

しかし。
2鞍目(いつも出ているレッスン)の選定は?
なんとサイレンス

このサイレンスにいつもと変わらずに水勒一本で挑戦です。


とにかく、1鞍目のレッスンのコメントを活かしてまずは前進させることから。
私は手綱を意図的に完全にフリーにして。
ハミ受けは二の次です。

各自のフラットワーク。
さすが強敵サイレンス。
動かすのに難渋します♪
でも1鞍目のレッスンで教わったように、この子の後肢が踏み込む前にそちら側の脚で刺激し・・・反対側の後肢が踏み込む前に脚で刺激し・・・と交互に繰り返し。
そのお陰でしょうか?
何とか動きます。
でもナカナカ動かない。
でも?フラットワークで出来たのは、左右の手前で軽速歩による蹄跡行進のみ
このフラットワークだけで自信がなくなってきましたよ☆


レッスン本番。
相変わらず重い。
ハミ受けさせる段階の動きには程遠い。
脚で後肢が大きく踏み込むよう扶助するも、効果の程は・・・
そこで調鞭をパチパチと頻繁&軽く叩くと?
これが利きました!!
重たさが多少ですが軽減されます。
その「調鞭で前肢を刺激する」作戦で前進させ、脚で後肢を大きく踏み込ませる。
これで何とか隊列についていけます
しかしここまでで10数分~20分くらいは要しています。


何とかなってきたな~と思ったら、駆歩の号令。
最近のこの子は駆歩になると、ピタッ!と止まってしまいます。
駆歩扶助を出すととまるでしょうから、何もしていなかったのですが、指導員さんの号令の声を聞いたら、ピタッ!
すかさず指導員さんが、
「首&肩に鞭を入れるような構えを見せるよう、見せ鞭してください!」
とのアドバイス。
それに従って見せ鞭したら駆歩発進GO!
しかし、せっかくこの子が駆足してくれたものの、他の馬が何かに驚いて暴走してしまい駆歩は中止に


そこで肩内に。
でも推進することに必死な私は肩内なんてウワの空

前肢への調鞭による刺激と、脚での推進を繰り返し。
でも後半20分で雰囲気が変わってきました。
後半になってきたら、ハミ受けをしだしたのです。
でも私との呼吸が合わず、完全に譲り切りません。
この子が譲ったら、握りを譲ってしまっていたのです。
私が譲ってしまうとこの子が首をブンブン振っているので、もしかして握りは緩めなくて良いのでは?
それに気がついてからはマズマズの首の角度。
更に首を押し込むべく、脚で推進していくと??
なんと!!!

私があれほどまでに夢見ていた、サイレンスでの(私の実力段階での)完全な屈撓が実現できました。
その状態に到達すると、手綱の握りをどうしようがまったく関係なく。ハミから逃げようともしません
ハミ位置を許容してくれています。
更に驚いたのは、重たさが抜けました!脚で推進するだけでキチンと隊列についていきます♪♪
こんな軽いサイレンスは初めてです!!(モチロンこの子なりの軽さですよ☆)
(この状態に到達したのは、レッスン開始から30分ごろ。)


この念願の姿勢を作り出したところで、後肢旋回の扶助。
楽チンです♪
この子が勝手にやってくれます。
とうとうこの子が本気モードになってくれたようです。
顎の譲りは馬上から見ていても「非常に」いい感じです。
逃げませんし、巻き込むこともありません。
後肢旋回だって、「ハイよー」って感じです。
本気モードのサイレンスは本当にいい馬場馬なんだということを実感させてくれます。
後肢旋回だろうが何だろうがやってくれそうな雰囲気です。

もう少し乗っていたい!
こんな状態のサイレンスは二度と作れないかもしれない!と思ったのですが、無常にもレッスン終了。

指導員さんの騎乗後のコメント。
・この子に対しては動きを大きくさせなくても良いから(小股で良いから)客の回転数を上げる
回転数を上げさせた状態で、脚等による推進をすると、「今日の状態(サイレンスの本気モード)」を作り出せる
・本気モードになっていれば、手綱を思いっきり詰めても大丈夫!

念願のサイレンス本気モード・・・最後の10分間は本当に楽しかった!こんな騎乗は滅多に出来ませんしね。
次回も水勒一本でサイレンスの本気モードを作れるよう頑張ります

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