1027鞍目 ピュアメモリー

カドリール強化期間も今日は一休み。
久々にいつもの指導員さんのレッスンを受けます。

久々の相棒は誰でしょう？♪
ものすごく期待して選定を待つと・・・
「ピュアメモリー」
？？
誰？
聞いたことないぞ・・・ピュアメモリー・・・名前を聞く感じでは牝馬。
まさか来たばかりの子か？いやな予感がするぞ



引っ張ってくると・・・
何やら挙動不審。
通りかかる皆様のこの子への反応は・・・予感的中。
私が乗ることのできないタイプのようです。
私が乗れない馬のタイプ
・扶助に対して敏感（ソフトタッチの扶助を要求してくる馬）
・牝馬（特にフケッていると恐怖）
・乗り役がバランスを崩すと加速する

この子はこれらすべての条件を見事にクリアしている


今日は落ちないこと（落馬しないこと）を第一条件にしましょう・・・


まず、挫折したのは肢巻。
この子は肢巻を巻かれ慣れていないらしく・・・巻こうとするとその後肢を持ち上げて抵抗してきます。
数分試したのですが・・・ダメ。
記憶の限り、肢巻が巻けない馬というのは初めてですね。


何はともあれびっくりしたのは・・・
指導員さんより最強の指示が。
それは？
鞭なし＆拍車なし＆折返装着のこと
というもの。

折返手綱装着の指示はまず出ない。
かなり前にトニックで指示されて以来。

折返・・・何カ月も使用していないのでホコリまみれになっていました。
着け方も完全に忘れていました
ハミリングに外から通す？内から通す？それを忘れてしまっていました♪


乗ってみると・・・
顎の譲りはいい感じですね。
暴走しない限り、折返は保険で引っ掛けておくだけでＯＫ。
口が極端に敏感な感じではなさそうです。
でもでも？
ハミ受けは非常によくしてくれますね。
でもハミ受けのキモである外方手綱が外れるととたんに挙動不審になります。
ハミ受けには非常にいい練習になるのかもしれませんが・・・

とにかく何か起こるのか不安で乗り続け・・・
速歩は非常に乗りにくい反動です。
また右に顔が向きにくいので・・・右手前輪乗りでは顔を正面に向けていてちょうどいいくらい・・・
むしろ微妙に左に？


顎は下がるのでハミ受けはいい感じでも、非常に乗りにくいこの子。
駈歩は・・・したくない
が、駈歩の号令。
やはり！バランスを崩すと急加速★
バランスに気をつけて＆重心を下に沈めるように・・・心がけたところ、ペースの調整に成功♪
でも内実は必死でこの子のペースを必死に抑えていました。

結果的には折返手綱は単なる保険。使用することは全くなく♪
でも数カ月ぶりに折返手綱を使用したため・・・長さや持ち方は完全にヘタッピ。
長さの調節は全くできませんでした♪
ほとんど水勒一本でハミ受けさせて、折返はただ持っているだけ。
水勒一本路線は完全に定着したようです。
もう今後折返手綱を使うことはなかなかないでしょうネ



歩度のコントロールさえ駈歩でも顎の纏まりはナカナカのもの。
収縮してくるとまずまず詰まっていい感じになります。
が！バランスを崩すと走られます★
馬場馬の将来有望株・・・かもしれませんが、これだけ軽いのではジャンプに行ってしまうのでしょうね☆


レッスン終了時には「恐怖の時間が終わった～」と、ドッと疲れが。
他のレッスンに出られていた方が、見ていたらいい感じの駈歩でしたよ～と、おほめのお言葉をいただきましたが、内実は？？

いい感じの恐怖を味わわせていただきました。
来週はまたカドリールに戻ります。