自己と他者 

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斎藤 岬『ひなたの狼』(BIRZ COMICS)

2016-06-12 22:29:56 | 幕末・明治維新

清河八郎は、怪しい体で、司馬遼太郎の『竜馬がゆく』にもでていたが、

幕末の三舟の一人、山岡鉄舟も浪士組の結成にかかわっていたのは、

知ったばかり。しかもこの鉄舟氏、剣の道を究め、武士道の人生を歩む。

しかも西郷隆盛の依頼により、宮内大丞として明治天皇に10年も侍従として仕えていた。

清河と芹沢と近藤等試衛館という対立の構図はなかなか複雑ですね。

清河を斬ろうとした沖田と土方を止める山岡、山岡と沖田の

立ち合いとなるが、なかなかの見物。これは2巻の話。全5巻。

清河さん、佐々木只三郎に斬られるんですね。あの龍馬を殺ったと

言われている。

近藤試衛館の近藤・沖田ら一部が、暴走する芹沢を暗殺するまでを描く。

主人公は土方です。

 

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書名:『ひなたの狼 新選組綺談』

著者名:斎藤 岬

全5巻

出版年:2003年4月

出版社:幻冬舎コミックス

定価:590円プラス税 194ページ

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