自分にはきつい。途中でみるのを・・・。
左目と聴覚と想像すること以外の身体は麻痺し、
一度は、死にたいと思うが、「もう自分を哀れむのは、
やめた」と、まばたきで他人の言葉に反応し、本を書き上げていく。
雑誌ELLEの元編集長の人生の話。
他人のことを考えることは、もちろん大切なことだが、
自分自身について、考えることも同じぐらい、
大切なことだと思った。
生きるとか(死とか)人生を考えるという視点でみると、
『みなさん、さようなら』と似ている。
フランスの大都市パリの地下に、200年前に
偉い人が墓を作り、700万体の屍をうめたという。
そこに、パリに住む姉から「こちらに来ないか?」
という一通の葉書を受け取り、パリに向かう。
待ち受けていたものは、カタコンベというパリ地下の墓での
パーティとそこで遭遇する恐怖。