麻績(おみ)村長ブログ ~ 麻績暮し万歳! ~ 美しい麻績村の風景や行事、公務などを、写真と共につづります。

皆様とのくつろいだ会話から、村政が身近になって欲しいと願っております。どうぞ、お気軽にご訪問下さい。

コメントの取扱いについて(お願い)

 ご意見などのコメントは、管理人から承認されてから公開されます。  良識と節度ある投稿をお願いします。  また、公開を希望されない場合には、その旨を明記して下さい。  貴重なご提言などには、お名前とメールアドレスを明記して下さい。

麻績村の文化財<その2-福満寺>

2015-12-30 00:02:13 | 日々の公務
▲薬師如来坐像(国重文)
 像高 147cm 総高 387.9cm 藤原時代末期
 東日本随一の大きさを誇る。人々の病気や心配事などあらゆる苦しみを取り除く仏とされている。

 布光山福満寺は、慈覚大師円仁により嘉祥2年(849)開基、山崩れにより元禄元年(1688)現在の地に移転。天台密教の寺。
 平安・鎌倉・室町時代に造顕された仏像など多くの宝物を安置収蔵している。 

▼護摩堂(村宝) 元禄16年(1703)建築
 息災・増益・降伏などを祈願して護摩が焚かれる。




▼収蔵庫「瑠璃殿」 数多くの仏像等が安置収蔵されている。




▼日光菩薩立像(国重文)
 像高 114.7cm 鎌倉時代末期 
 薬師如来の脇侍


▼月光菩薩立像(国重文)
 像高 115.5cm 鎌倉時代末期 
 薬師如来の脇侍


▼不動明王(国重文)
 座高 159.5cm 藤原時代末期
 千手観音の脇侍


▼毘沙門天(国重文)
 座高 169.0cm 藤原時代末期
 千手観音の脇侍


▼千手観音坐像(村宝)
 座高 106.5cm 藤原時代末期


▼四天王 持国天、増長天、広目天、多聞天 (村宝)








▼十二神将




▼賓頭盧尊 応保元年(1161)




▼藤原時盛願文(村宝) 鎌倉時代末期
 時盛が福満寺に、自分と妻・娘の3人のために般若心経などの通読を願った文書。


▼青柳頼長寄進状(村宝)
 天正12年(1584)頼長が福満寺に6貫500文の地を寄進した文書。


▼釈迦涅槃図


▼金剛力士像 (村宝)
 阿形像と吽形像




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

麻績村の文化財<その1-法善寺>

2015-12-27 23:00:36 | 日々の公務
▲阿弥陀如来坐像(村宝)
 像高 45.5cm 鎌倉末期~室町初期の作
 
 平安時代から栄えた麻績村には多くの文化財が点在し、今なお大切に護り継がれています。
 この度の村ホームページの全面改修に併せて、こうした文化財を紹介するページを充実するため調査を進めています。このブログでも、皆様に是非知って欲しい文化財についてシリーズで紹介をさせて頂きます。
 なお、詳細はホームページに掲載しますので完成をお待ち下さい。

▼≪出家略作法≫(村宝)
 法善寺開祖・賢甫宗俊和尚による出家の際の作法・心得を示したもの。永正9年(1512)3月9日の日付がある。



▼≪渡海羅漢像≫(村宝)
 仏教を広め行く羅漢尊者の姿を描いたもの。永禄元年(1558)6月17日付武田信玄の奥書と花押がある。


▼≪武田信玄高札≫(村宝)
 武田信玄が天文22年(1553)2月20日に法善寺に掲げた高札。
 信玄は麻績服部氏の背後に村上義清の支援があるのを知って、服部氏の菩提寺・法善寺の懐柔策をとった。


▼≪四阿屋山懸仏(御正体)≫(村宝)
 像高 12.5cm 鏡板径 28.2cm 室町時代
 寿永2年(1183)平家追討に出陣した木曽義仲が四阿屋山で探した懸仏と伝えられている。


▼≪本尊・聖観音≫
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪を待つ聖高原スキー場

2015-12-19 21:16:39 | 日々の公務
▲雪が欲しいゲレンデ

 今シーズンは、県下各地のスキー場が雪不足で悩んでいます。滑走できるスキー場はごく僅かとのこと。
 聖高原スキー場でも18日に冬山の安全祈願祭を行いましたが、気温も下がらずスノーマシーンを稼働できないことからオープンはしばらく先になりそうです。
 聖湖でも結氷の気配がなく、釣り人が訪れています。

▼安全祈願と雪乞い


▼準備は整ったが・・・


▼聖湖の結氷もまだ先に


 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

12月定例議会が閉会

2015-12-14 22:51:02 | 日々の公務
▲安心安全の村へ(野口橋竣工)

 12月定例議会は12月8日に開会し、議案審議及び一般質問等が行なわれ11日に閉会しました。
 新たなマイナンバー制度に対処するための村条例の制定・改正、村過疎計画の変更、予算補正などについて審議され、原案通りご承認頂きました。
 また、一般質問では5名から今日の課題や将来へ向けての展望等について、ご質問とご提言を頂きました。

▼特異な子育て支援(おみっこ元気くらぶ)


≪一般質問の主な内容 Q=質問、A=答弁≫

Q.村の総合戦略について
A.人口ビジョンについては、国立社会保障・人口問題研究所及び日本創生会議で推計した数値、村の出生率の推移などから推定した数値である。(出生率は過去30年間の最大値1.78人とした。)
 (人口ビジョン 2040年には1,900人、2060年には1,400人へ)
A.総合戦略での当面の主要施策は、○若者定住にむけての住宅事業、○子育て・教育事業、○安心・安全の生活環境づくりなどである。
 特に、近年拡充している子育て・教育施策(子育て支援金、保育料無料化、ひだまり、不妊治療助成、教員等加配など)の定着を目指す。
A.地方創生事業の実施に際して、新たな組織は設置しない。

▼若者定住施策の推進(若者定住住宅建設~本町地区)


Q.TPPについて
A.TPP大筋合意により、農水省では多くの農産物で影響は限定的としているが、耕作条件が不利な中山間地域では他の要因(高齢化、後継者不足など)も加わり厳しさは増すと考えている。
 今後、行政では各種の政策を講じるが、農家自身も危機感を持って新たな時代に生き残れるよう品目への転換など検討して欲しい。

▼地域特性を活かした農業(りんご栽培)


Q.村情報発信について
A.行政の情報は広報やホームページなどで発信しているが、その内容を多くの方々にご理解して頂くことは非常に難しい。
 多くの皆様によりご理解頂き易い情報発信に努めて行く。現在改修中のホームページについても充実に努める。

▼進む文化財保全事業(麻績神明宮)


Q.地域包括ケアシステムについて
A.2025年(約800万人の団塊の世代が75歳以上になる2025年以降は医療や介護の需要が大きく増加して、その財源他で多くの問題が生じるとされる。)を目途に、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしが最後までできるよう、地域の包括的な支援・サービス体制を築いていく。
 具体的には3年毎に見直す介護保険事業計画の策定・実施を通して、地域の実態・特性に応じた地域包括ケアシステムを構築する。

▼健康長寿が一番の幸せ(敬老会)


Q.マイナンバー制度について
A.行政の効率化、国民の利便性の向上、公平・公正な社会の実現などを目指してのマイナンバー制度が具体化し、個人番号を通知する作業が始まった。
 作業は順調に進んでおり、今後は個人番号の交付や社会保障・税等での活用となるが、関係機関と共に情報提供など内容の周知に努める。

▼歴史的遺産の保存事業(江戸時代の旅籠『花屋』)


≪予算補正関係 一般会計≫
○ふるさと寄付金増大による諸経費の追加  6,728千円
○農業振興NPO法人設立登記手数料       50千円
○江戸時代の旅籠「花屋」修繕費      1,500千円
○マイナンバー制度関連システム改修等     986千円
○出産児増加に伴う手当・妊婦検査料の追加   800千円
○県単道路改良(市野川)負担金の追加   6,671千円
○各種基金積立            123,000千円
 など、120,900千円を追加して、総額2,781,800千円となる。

 この外にも、国民健康保険、下水道、水道、介護保険、後期高齢者医療の各会計の予算補正も議決となる。

▼地方創生で更に魅力ある麻績村へ

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

関崎豊さん、智琉君親子がランナーズ賞受賞

2015-12-10 21:55:53 | 日々の公務
▲受賞の喜びを語る智琉(さとる)君

 2015年第28回ランナーズ賞<一般財団法人アールビーズスポーツ財団>を受賞した関崎豊さん・智琉(さとる)君親子<麻績村桂>が、12月10日その報告に役場を訪れてくれました。
 ランナーズ賞は市民ランニングの普及・発展に貢献した人物・団体などに贈られるもので、1988年の第1回以来、昨年までで87の個人・団体が受賞しています。
 発達障害がある智琉君に体力と自信を持たせ、また親子の時間を持つために、智琉君が小学校2年生になった時から走り始めたという関崎さん親子、現在まで約120の大会で完走しています。
 栄えある賞を受賞した智琉君からは『受賞は嬉しかった。これからも走り続け、全国47都道府県を大会で巡りたい。』、父親の豊さんからは『できれば、世界の大会へも二人で出場したい。そのためには私自身がもっと体重を落とさないとね(笑)。』と語ってくれました。
 障害を持つ子どもと父親が苦しいランニングを黙々と続け、子どもの障害が徐々に改善している姿は多くの人に感動と勇気を与えています。
 どうぞ、これからも夢に向かって走り続けて下さい。

 ⇒ 2015 RUNNERS AWARD 第28回ランナーズ賞
 ⇒ 第28回ランナーズ賞発表
 ⇒ ランナーズ賞…120大会完走の親子

▼喜びのVサイン


▼小学校時代の先生らも一緒に迎える


▼こどもの国駅伝(12月5日)で第2区を走る
 

▼東京都内ホテルでの授賞式(2015年11月30日)


▼授賞式会場で(選考委員会委員長の増田明美さんらと)


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

念願の野口橋竣工

2015-12-07 23:18:03 | 日々の公務
▲園児たちが渡り初め

 主要村道高畑野口線の野口橋の架けかえ工事が終わり、12月7日安全祈願祭と渡り初め式が行われました。
 麻績川に架かる野口橋は昔から幾度も災害に見舞われてきましたが、この度の改修によって地域の安心安全が一層向上すると共に、高畑野口線の全線改良事業が大きく進むことになります。
 国の社会資本整備総合交付金事業を活用し、総額1億1千万円を投じた新たな野口橋は全長35.7m、幅員5m、村内では最長の橋になります。
 この日は安全祈願に続いて、地元住民と麻績保育園年長組園児らが渡り初めがを行い、念願の野口橋竣工を祝いました。

▼安全祈願


▼地元住民代表らによるテープカット


▼園児らが渡り初め


▼全長35.7mの野口橋



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

美しいイルミネーション

2015-12-06 22:37:48 | 日々の公務
▲シェーンガルテンおみ

 12月になると各地に美しいイルミネーションが競って登場します。
 麻績村周辺にも少し足を延ばすと、感動を誘う光景に出会うことができます。
 中には、地域住民の手づくりによって盛上っているものもあります。
 暖かくしてお出かけになってはいかがですか。

▼国営アルプスあづみの公園(堀金・穂高地区)1月11日まで






▼ビレッジ安曇野 1月31日まで






▼穂高神社 ◆12月6日で終了




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする