▲1,300年の歴史ある那谷寺の本堂(拝殿)<国重文指定>
第66回全国植樹祭が5月17日石川県小松市で開催、これに参加するため前日に宿舎入りとなり、宿舎へ向かう途中で古刹『那谷寺』に立ち寄りました。
秋の紅葉期には賑わうという高野山真言宗の歴史ある寺、新緑の中で国重文指定の本堂(大悲閣)・三重塔・護摩堂・鐘楼などの建物が美しい姿を見せていました。
西国33番観音1番「那智山青岸渡寺」の「那」と33番谷汲山華厳寺の「谷」を取って『那谷寺』となったというこの寺、ここをお詣りすれば西国33番霊場を巡礼したのと同じとか・・・。
雨上がりということもあってか、活き活きとした緑が素晴らしい名刹でした。
▼山門を入ると別世界へ
▼三重の塔<国重文指定> 壁面には唐獅子や牡丹の彫刻が施されている
▼鐘楼<国重文指定> 寛永時代、朝鮮より請来した鐘が吊るされている
▼奇岩遊仙境<国名勝指定園>
▼護摩堂<国重文指定> 平安時代の不動明王が安置されている
▼芭蕉の句碑 左の「石山の 石より白し 秋の風」、元禄2年に参拝
▼境内はうっそうとした緑に囲まれている