▲村役場議場での麻績小6年生による「子ども議会」
1月11日、麻績小学校6年生児童33人が議員となり村政を質す模擬議会「子ども議会」が開催されました。
児童たちは6グループに分かれて事前に質問事項を研究し、昨年12月には村議会の一般質問を傍聴、前日にはリハーサルをして子ども議会に臨みました。
6グループの質問は、子どもを増やすための対策を、村営バスの増便を、明治期の石積み堰堤を観光資源に、地区公園に遊具設置を、学校統合を、観光客誘致と若者定住促進を、と今日の重要な課題に触れたもので、児童たちの考えを提案して村政を質すという質の高い内容でした。
「根尾地区の明治期に造られた貴重な石積み堰堤を多くの人に見て頂くには、遊歩道や看板の設置が必要」との質問には、「新年度に国登録有形文化財を目指しているので、それと併せて遊歩道や看板の整備を進めたい」と応えさせて頂きました。
また、「学校が統合すれば良くなるのに、なぜ反対する人がいるのか」との質問には、「学校が無くなることに淋しさや不安を感じる人が多い。でも、子供の数が減少する中で統合は必要。皆さんに理解を頂き進める。」と応えさせて頂きました。
「地区の公園に遊具設置を」との質問には、「全国で遊具による事故が発生している。常に管理できる人がいない場所への遊具設置は難しい。今後地区の保護者と相談する。」と応えさせて頂きました。
この日は、来年に向けて5年生や保護者も傍聴するなど議場は賑やかになりました。
子どもたちが、麻績村の将来のことを真剣に考えて頂いたこと、的確なご指導をされた先生方に感謝を申し上げます
▼堂々と質問をする
▼5年生は来年に向けて傍聴
▼終了後、全員で記念撮影