麻績(おみ)村長ブログ ~ 麻績暮し万歳! ~ 美しい麻績村の風景や行事、公務などを、写真と共につづります。

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12月定例議会が閉会

2015-12-14 22:51:02 | 日々の公務
▲安心安全の村へ(野口橋竣工)

 12月定例議会は12月8日に開会し、議案審議及び一般質問等が行なわれ11日に閉会しました。
 新たなマイナンバー制度に対処するための村条例の制定・改正、村過疎計画の変更、予算補正などについて審議され、原案通りご承認頂きました。
 また、一般質問では5名から今日の課題や将来へ向けての展望等について、ご質問とご提言を頂きました。

▼特異な子育て支援(おみっこ元気くらぶ)


≪一般質問の主な内容 Q=質問、A=答弁≫

Q.村の総合戦略について
A.人口ビジョンについては、国立社会保障・人口問題研究所及び日本創生会議で推計した数値、村の出生率の推移などから推定した数値である。(出生率は過去30年間の最大値1.78人とした。)
 (人口ビジョン 2040年には1,900人、2060年には1,400人へ)
A.総合戦略での当面の主要施策は、○若者定住にむけての住宅事業、○子育て・教育事業、○安心・安全の生活環境づくりなどである。
 特に、近年拡充している子育て・教育施策(子育て支援金、保育料無料化、ひだまり、不妊治療助成、教員等加配など)の定着を目指す。
A.地方創生事業の実施に際して、新たな組織は設置しない。

▼若者定住施策の推進(若者定住住宅建設~本町地区)


Q.TPPについて
A.TPP大筋合意により、農水省では多くの農産物で影響は限定的としているが、耕作条件が不利な中山間地域では他の要因(高齢化、後継者不足など)も加わり厳しさは増すと考えている。
 今後、行政では各種の政策を講じるが、農家自身も危機感を持って新たな時代に生き残れるよう品目への転換など検討して欲しい。

▼地域特性を活かした農業(りんご栽培)


Q.村情報発信について
A.行政の情報は広報やホームページなどで発信しているが、その内容を多くの方々にご理解して頂くことは非常に難しい。
 多くの皆様によりご理解頂き易い情報発信に努めて行く。現在改修中のホームページについても充実に努める。

▼進む文化財保全事業(麻績神明宮)


Q.地域包括ケアシステムについて
A.2025年(約800万人の団塊の世代が75歳以上になる2025年以降は医療や介護の需要が大きく増加して、その財源他で多くの問題が生じるとされる。)を目途に、高齢者が可能な限り住み慣れた地域で自分らしい暮らしが最後までできるよう、地域の包括的な支援・サービス体制を築いていく。
 具体的には3年毎に見直す介護保険事業計画の策定・実施を通して、地域の実態・特性に応じた地域包括ケアシステムを構築する。

▼健康長寿が一番の幸せ(敬老会)


Q.マイナンバー制度について
A.行政の効率化、国民の利便性の向上、公平・公正な社会の実現などを目指してのマイナンバー制度が具体化し、個人番号を通知する作業が始まった。
 作業は順調に進んでおり、今後は個人番号の交付や社会保障・税等での活用となるが、関係機関と共に情報提供など内容の周知に努める。

▼歴史的遺産の保存事業(江戸時代の旅籠『花屋』)


≪予算補正関係 一般会計≫
○ふるさと寄付金増大による諸経費の追加  6,728千円
○農業振興NPO法人設立登記手数料       50千円
○江戸時代の旅籠「花屋」修繕費      1,500千円
○マイナンバー制度関連システム改修等     986千円
○出産児増加に伴う手当・妊婦検査料の追加   800千円
○県単道路改良(市野川)負担金の追加   6,671千円
○各種基金積立            123,000千円
 など、120,900千円を追加して、総額2,781,800千円となる。

 この外にも、国民健康保険、下水道、水道、介護保険、後期高齢者医療の各会計の予算補正も議決となる。

▼地方創生で更に魅力ある麻績村へ

コメント
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