▲役場を訪れた竹前さん
麻績村在住の書家・竹前健治さん(日・横辻 71歳)が、6月6日から8日までラトビアの首都「リガ市」で開催される「Japanese Culture Days(日本武道と日本文化の祭典)」へ書道の部の日本代表として参加することが決まり、5月13日その報告に役場を訪れて下さいました。
竹前さんは、海外向けの近代日本書道藝術総覧「The encyclopedia of Modern Japanese calligraphers」で明治以降の日本を代表する書道家30人の1人として紹介されるなど海外でも大きな人気を博している書家で、幅広い活動をされております。
今回の祭典は、ラトビアの剣道連盟会長ウラジミール・キンズリース氏が日本武道と日本文化を紹介普及しようと、リガ市、ラトビア・日本友好国会議員団、在ラトビア日本大使館などの後援を得て開催するものです。
リガ市の旧市街は世界遺産に登録されており、また今年はヨーロッパ文化都市に選定されたこともあり、ウラジミール氏は今回の祭典をヨーロッパ最大規模の文化の祭典にしたいと意気込んでいるとのことです。
4年前の第1回目の祭典では全ヨーロッパから多くの見学者があり大きな国際交流の場となったとのことですが、第2回目となる今回は更に大規模な国際交流になると予想されています。
日本から参加する文化交流部門は、剣道、居合道、薙刀、杖道、鎖鎌、柔道、二天一流、柳生新陰流などの武道と書道、能、日本舞踊、囲碁の12部門で、総勢47名の達人が参加予定となっています。
また、竹前さんは祭典閉幕後も引き続き5月13日まで、大使館で個展を開催することになっています。
どうか、お身体にお気つけて、所期の目的が達成されることを、お祈り申し上げます。
▼抱負を語る竹前健司さん
▼マザー・テレサの「LOVE in ACTION The story of Mother Teresa」の表紙も竹前さんの書で飾られる
追記 ⇒
在ラトビア日本国大使館ホームページでも紹介